>>858 オリンピック代表0-3大敗、アジアチャンピオンズリーグから相次ぐ敗北2/2
14日に行われた日本戦は、スコアはもちろん競技内容もぼろ負けだった。
日本のパスはまるでピンポン・ボールを交わすかのように精密に繋がり、
韓国の虚点をキリのように突いて息の根を止めた。
左右に振られるパスに韓国守備陣は右往左往し、相次いで完璧な機会を許容した。
一方韓国は、前半に死角地帯から飛ばしたシン・ロクヨンのシュートが一番脅迫的である位、低調な競技をした。
ゴール前でファウルを誘導して得たフリーキックが、それさえも韓国が持った得点機会の全てだった。
熱心に戦ってみようと思っても、仏様の手の中の孫悟空のように、
あちらこちらへ右往左往して力が抜けていくだけだった。
パク・ソンファ監督は「意味ない練習競技だとはいっても、あまりにも無気力な競技をした」と頭を垂れた。
1980年代の末から90年代の初めだけでも「教科書的な図式的サッカー」と私たちは
日本サッカーを馬鹿にした。しかし教科書的な日本サッカーは定石を踏んで、きちんきちんと発展してきた。
日本のサッカー人は今も「韓国の選手たちはフィジカル(身体条件)が良い」と羨ましがる。
しかしもう韓国が日本よりもマシなことは、フィジカルしかなさそうだ。
過去、日本に敗れれば韓国では精神力問題を叱咤した。しかし、単純な精神力の問題ではない。
リーダー育成システム、幼少年発展システム、プロクラブ運営システムなど、
実は韓国は、サッカー発展の根幹となる全ての分野で日本に立ち後れている。
日本戦敗北の苦々しい薬にしなければならない。