★ ☆ ☆ A.S.ROMA part53 ★ ☆ ★

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昨日、ジョバンニ・ベカーリが長めのインタに答えた。

-キブがローマを離れるという可能性は完全に消えましたか?
「100%の確率で彼は日曜にローマの一員としてキャンプインするだろう。
あとは全て、ロゼッラ・センシとモラッティの会話次第だ。会話が行われて
いないということは両者ともに大きなプライドを持っているということだが、
それだとクリスティアンはローマに残ることになる。契約が1年残っている
わけだから。」
-キブは代理人に囚われてますか?
「レアルやバルサを断るなんてのは笑い事じゃないということを想像でき
ないのかい?私が試みたのは、レアルとの間では120万ユーロ、バルサ
との間では125万ユーロの条件アップだった。しかし、条件は上がらなか
った。彼らが彼を必要としていなかったということだ。彼らは彼を単なる
ルーマニア人と考えていて、彼はどんな金額でも来るだろうと考えていた。
彼はルーマニア人である以上にヨーロッパ人の選手だ。それも、リーグ戦
で2位になりCLでもプレーしているイタリアのチームの。」
-キブはトッティと同様の年俸であるべきとロゼッラ・センシに対して言った
というのは事実ですか?
「それは真実ではない。彼らが2年前に約束したのは、チームの中心は
トッティ、ついでキブになるだろうということだった。我々はトッティに対して
大きな敬意を持っているが、我々が250万ユーロ止まりでローマがそれ
以上は1ユーロも上げないというなら、契約の延長は不可能だよ。」
-キブは11月に、契約延長してローマでスクデットを取るのが望みだと言い
ました。カネの問題ではないとも。
「選手というのは、ゴールや勝利のあとではそういうことを言うものだ。色々
なことが言われてて、最終的には全く違う話になるということもある。」
4362/4:2007/07/14(土) 14:32:16 ID:Qt5XXH8s0
-選手がフリーになるための規定がFIFAにはあります。しかし、その規定に
よると国外への移籍しか許されていません。レアルとバルサを断ったのに
行けるところはありますか?
「解決策というのは常に存在するものだ。6ヶ月だけクリスティアンを保有して
12月に大きなクラブに彼を売却するクラブはあるだろう。我々にはその意図は
無かったが、ローマがティフォージの敵意をキブに向けさせ、キブを落ち着いた
環境に置かないと決めたのなら、我々だって自己防衛をする可能性はある。」
-あなたは自分の発言でキブを苦しい状況に追い込んだとは思いませんか?
「それはない。キブの仕事はプレーすることだ。」
-キブの今後は誰次第ですか?
「今この移籍を主導しているのはローマであって選手側ではないから、全て
ローマ次第だ。ローマは訴えを起こす可能性についても言い出しているが、
それは普通のことではない。カルチョメルカートは会話で成り立っている。
今までも常にそうだったし、今後もずっとそうだろう。」
-インテルは脱落ですか?
「インテルが交渉したがらなかったのは愚弄されたと感じたからだ。でも、
いつでもインテルが戻ってくる可能性はある。会話次第だ。それにしても、
もしローマが私をマドリーかバルセロナに呼んでくれていたら…。ローマは
上手くなかった。電話の一本を入れることは出来たはずだ。ローマがレアル
と3分間で合意した時に私もそこにいれば移籍は成立していただろう。」
-バルサのほうはどうですか?
「水曜にマジョルカの私のところにサンチェス氏が派遣されてきた。あと125万
ユーロ増やしてくれたらキブはバルサのものだ、と私は言ったよ。でも、翌日の
彼らからの回答はノーだった。DF陣の中に年俸バランスが存在していることを
彼らは理由にしていたが、それはウソだ。プジョルは500万ユーロもらっている。
彼らはキブを欲しがっていないことを示したということだ。」
4373/4:2007/07/14(土) 14:32:50 ID:Qt5XXH8s0
-レアルとは何度会いましたか?
「2回だ。1度目はローマから戻ってきたところのミヤトビッチと偶然会い、2度目
は別の機会に。交渉というのは現場で決まるものだし、ローマが私のところに
電話してきれていたら交渉はその場で成立していたように思う。私は適切な
場所に適切なタイミングでいなければならなかったのに、ローマからは一度も
FAXが送られてこなかった。一度もだ。」
-あなたが既にインテルと合意していることを突然知らされたとローマは言って
いますが。
「インテルとは何の交渉もしていない。モラッティと会話しただけだ。交渉は
ブランカとプラデーの話し合いの後に行われるはずだった。しかし、そのブランカ
とプラデーの話し合いが行われることは一度も無かった。」
-それなら、何故あなたはローマとインテルの経営陣の関係を修復しようとしない
んですか?
「ロゼッラは父親にグランデ・ローマを約束しているし、その一方でモラッティも
強い男だ。なんとかしようと私も日曜までベストを尽くすつもりだけどね。私も
自分のことを約束を守る人間だと思っているから。とにかく、キブは日曜にキャ
ンプインしないといけない。なぜなら、そうFAXに書いてあったからだ。今年の
夏ローマが私に送った最初で最後のFAXにね。クリスティアンは、この4年間
してきたのと同様に本物の男として振舞うだろう。私は彼に年俸550万ユーロ
を約束してしまったから、その金額に足りない分は私達兄弟で払わないといけ
ないね。」
-どうして!?インテルは年俸550万ユーロを約束したんですか!?
「そうだよ。だから、足りない分は私が払わないといけない。建てたばかりの
家二軒をクリスティアンにプレゼントしないといけないかな。」
4384/4:2007/07/14(土) 14:33:23 ID:Qt5XXH8s0
-バルサとインテルとレアルの提示条件が同じなら、キブ本人はどこを選び
ましたか?
「バルサだ。」
-ローマのティフォージに対してメッセージはありますか?
「ティフォージの関心とは何だろう?それはローマが機能することだ。もしキブが
ローマの中で機能するならティフォージは嬉しいだろう。そして、ローマがキブを
冬に700万とか800万とか1000万で売ることになれば、それもティフォージは
喜ぶと思う。クラブのことも考えてね。」
-インテルに行くために要求年俸を削減する用意があったのなら、なぜバルサ
相手にそれをしなかったんですか?キブ本人がバルサ希望だったのなら。
「スペイン勢はもっと条件を上げることが可能だったはずだ。彼らはイタリアの
クラブの半分しか税金を払っていないわけだからね。いずれにせよ、差額は
とても大きかった。それと、我々はインテルに対して要求年俸を減額は全く
していない。」
-あなたは"もしローマがバルサと交渉する権限を私に与えてくれたら交渉は
成立していたはずだ"と言います。しかし、理論的にはローマが選手側に交渉
権限を与えることは出来ないはずです。
「それは違う。私が言うのは、私のことも交渉の場に呼んでくれたら私も合意
していたかもしれないのに、ということだ。2つのことを同時進行で出来たはず
だからね。1つはローマとバルサの交渉、もう1つは選手側とバルサの交渉を。」
-キブのインテル移籍の可能性は何%ですか?
「それは奇跡に近い。0.1%か0.2%。」