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日本市場を失った韓国映画〜過去1年の日本輸出実積ゼロ

韓国映画は去年5月イ・ビョンホン、スエ主演の『その年の夏が400万ドルで販売されて以
後、対日輸出が中断している。去る2月ベルリン国際映画話題フィルムマーケットで日本で
人気が高いソン・ヘギョ主演の『ファン・ジニ』が披露されたが、タイとシンガポール、
マレーシア、ベトナムに販売されただけで日本はなかった。
先月開かれた香港国際映画フィルムマーケットでダニエル・ヘニーの『マイファーザー』、
チャ・スンウォンの『里長と郡首』などがお目見えしたが日本に販売されなかった。『そ
の年の夏』契約以後1年近い時間が過ぎたが、韓国映画の日本輸出実積はゼロに近い。

日本は韓国映画最大の輸出市場だった。2005年ペ・ヨンジュン、ソン・イェジン主演の
『四月の雪』750万ドル(75億ウォン)、イ・ヨンエの『親切なクムジャさん』300万ドル
(30億ウォン)、チェ・ジウ『連理の枝』350万ドル(35億ウォン)、クォン・サンウ『美しき
野獣』が400万ドル(40億ウォン)で売れるなど日本だけで6032万2686ドルの輸出を記録した。

しかし、韓流スターが出演さえすれば数百万ドルを儲けることができた日本市場は去年
『王の男』と『美しき野獣』、『連理の枝』、『グエムル-漢江の怪物-』などが現地で成
功できなくて大幅に減った。去年の日本輸出は1038万5000ドルで2005年比82%減少した。

今年の状況はもっと深刻だ。去年下期からもう四分期が去る今年、ただの一件も日本輸出
契約が発表されなかった。ある映画製作会社関係者は「ソン・スンホンとクォン・サンウ
がある映画に(『宿命』)に出演を決めた。2005年や去年上期だったらもうあちら(日本)
で版権を購買しようと大騷ぎが起きたものだ。しかし、今年はとても静かだ。日本の輸入
業者が価格を下げるために談合したのではないかと言う話まで出回っている」と明らかにした。