http://news.chosun.com/site/data/img_dir/2007/04/17/2007041700024_0.jpg J. スコット・ボゴスン(J. Scott Burgeson・39・写真)さんはアメリカバークリー大学を出て10年目
ソウル鐘路(ジョンロ)の旅館で暮らしながら韓国に関する本と雑誌を出す文化評論家だ。最近、彼
が発行した新しい本「大韓民国使用後期」(ゲリオン出版)の表紙には「生真面目に大韓民国を愛する
方々は絶対にこの本を読まないでください」という警告文が付けられている。
苦言を呈する時も愛情を持っていた前作「マキシマムコリア」(99年)、「怪しからない韓国学」(2002
年)に比べれば彼は確かに辛らつになった。
16日ソウル安国洞(アングクドン)で会ったボゴスンさんはベトナム麺を食べながら「一体どうして
他人の個人的な事をしきりに問うのか」と不機嫌な顔をした。この本で彼は日本の政治家たちの独島
妄言に興奮する韓国反日デモ隊に「本当に独島問題を解決したければ指を切るとか日の丸を燃やす代
わりに、あなたの政治指導者に国際裁判所へ行ってその問題を解決しなさいと言いなさい」と言い放
った(72ページ)。
「いつも思って来た内容です。この前は韓国人のガールフレンドが‘変な男と付き合っている’と言
われるのが心配で言葉に気を付けたんです。今はそんなことに神経を使わなくなっただけのことです。」
この本でボゴスンさんが一番興奮するところは韓国人の民族主義と江北再開発だ。韓国人たちが北脱
出者には高慢にふるまいながら、他国の代表チームとサッカー試合が起きれば「韓民族」の守護者に
でもなったように興奮して、審判が偏向判定(ひいき)をしたと海外スポーツ団体のインターネット
サイトを麻痺させる姿を見て彼は、「浅薄な民族主義」あるいは「部族独裁(dictatorship of tribe
)」と書く(63〜71ページ)。