ようやく、しおらしくなってきた韓国サッカー3025

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辛文善氏「韓国には成熟したサッカー文化が必要」
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/11/24/20061124000050.html
 
「成熟したサッカー文化が必要な時期だ」。韓国サッカー研究所(理事長ホ・スンピョ)の辛文善
(シン・ムンソン)責任研究員は、韓国サッカーに最も必要なものは他ならぬ成熟した文化だと指摘した。
23日午後、ソウルタワーホテル・グランドボリュームで約3時間行われた「2006ワールドカップ
韓国代表チームの守備分析」のセミナーに出席した辛研究員は「大韓サッカー協会の収益に
比べ、指導者および審判に支出される教育費が著しく少ない」と痛烈に批判した。
イ・ヨンス責任研究員(世宗大教授)の「ワールドカップドイツ大会ベスト11」の発表に続き、韓国サッカー
研究所が発刊した「完全征服4−4−2」に関する解説を担当した辛研究員は「サッカー発展の根幹と
なる指導者教育を軽視する傾向が強い」と残念がった。
辛研究員は、サッカー協会の収益に比べ、著しく少ない昨年と今年の教育費について説明した。
それによると、2005年、サッカー協会の総収益は331億円に達したが、そのうち教育費として支出されたのは
わずか1.2%にすぎず、今年は445億円の収益のうち2.8%、約10億2千万ウォン(約1億2千万円)にすぎなか
ったとのこと。
これについて辛研究員は「韓国サッカーの真の発展を望むなら、継続的な投資が急務」と、教育投資を
軽視するサッカー協会の運営に強い不満を示した。
彼はまた「韓国サッカー自体は少しずつ発展しているが、協会の運営やサッカーファン、メディアはまだ
赤ん坊の段階」と批評した。
空席の目立つKリーグの試合とはまったく熱気が違う代表チームの試合を例に挙げた辛研究員は、
「間違った文化は解消され、改善することのできる成熟した発展指向型のサッカー文化が実現すること
を期待する」と希望を口にした。
ナム・ジャンヒョン記者
NEWSIS/朝鮮日報JNS