■□■□╋ AC MILAN パート109☆

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■ルカ・トニはW杯の間に、インテルに移籍したいとあなたにこぼしたことはありましたか?
また、あなたは彼がインテルの一員になってほしいと思いますか?

何て言ったらいいかなぁ。シー。でもトニはフィオレンティーナの一員だ。ヴィオラのティフォージの
ことも考えると、今ここでカルチョメルカートの話をすることはできない。それはクラブとトニが
決めることでもあるんだからね。俺に言えるのは、トニはものすごい選手だよってことだけだ。

■W杯を手に入れたディフェンダーとして、トニともイブラヒモビッチとも対戦したことが
あるわけですが、どちらがよりインテルに適しているのでしょう?

あいつらと対戦するときは、前日に風邪にでもかかっててもらっておいたほうがこっちとしては
ありがたいね。異なったタイプではあるけど、二人とも才能豊かなプレーヤーだ。ひとりは偉大なる
ストライカー、もうひとりはボール扱いと足技に非凡なものをもっていて、ボールを奪うのがとても
難しい。もっとも、これは技術的な評価にすぎない。他の要素を考慮するのは俺の仕事じゃないからね。

■W杯でリベンジを果たしたことでモチベーションの低下は危惧されませんか?

そんなことを考えるのはマルコ・マテラッツィという男を知らない連中だ。確かに個人的な
リベンジは果たしたのは事実だけど、恨みとかそういった類のものじゃない。人生では常に
自分の行ったことに納得する必要がある。俺は今までずっとそうであったし、落ち着いた心を
持っているだけで十分だ。だからこれからも今までやってきたことを続けるだろう。
俺のことをよく評価してくれるしとは、W杯前がどいう状況だったかをよく知っていると思う。
常に俺を支えてくれたインテリスタのみんなのように、難しい時期に俺とともにいてくれた
人々に対しては常に感謝の気持ちが途切れることはないんだ。