ようやく、しおらしくなってきた韓国サッカー2865

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【社説】W杯に開催国の2倍もの時間を割いた韓国のテレビ局
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/06/28/20060628000011.html
ワールドカップ(W杯)が開幕した今月9日から23日までの期間にKBS
第1・第2テレビの番組編成におけるW杯関連放送の割合はそれぞれ
25.5%と38.5%で、MBCは43.3%、SBSは46.4%だったことが明らかになった。
全放送時間の半分から4分の1をW杯関連放送が占めていたことになる。
これはハンナラ党の鄭鍾福(チョン・ジョンボク)議員が出した資料により
明らかになった。
既存の番組の「W杯特集」は除外したというから、実際のW杯関連放送の
割合はこれよりはるかに高いということになる。
W杯開催国であるドイツの公営放送ZDFでは同期間におけるW杯関連番組
の割合が19.62%だった。また、お隣の日本ではNHKが14.06%、フジテレビが
9.3%だった。
放送映像産業振興院が1日から19日までの放送3社における夜の総合ニュース
報道1651件を調べたところ、W杯関連報道が774件でニュース全体の46.8%を
占めた。局別にはMBCが51.3%(303件)、SBSが53.9%(293件)、KBSが34.4%
(178件)だった。しかも放送3社は韓国代表チームの3試合はもちろん、
1次リーグと決勝トーナメントの各試合を同時に中継した。
一方、開催国ドイツではARD・ZDF・RTLの地上波3社が一日ごとに生中継を行い、
日本でもNHKと民放各社が持ち回りで主要ゲームを放送した。
W杯は全国民の関心事であった。韓国代表の試合があるときは明け方4時でも
アパート団地の明かりがともっていたほどだった。
そうとはいえ、もし3局が交代で放送していたなら、サッカーを楽しみながらも、
世界のニュースもバランスよく知ることができたはずだ。
W杯の開催期間だからといって世界が止まっているわけではない。北朝鮮の
ミサイル危機は続いていたし、経済の先行きも不透明なままであり、国際化を
無視した理念偏向の教育政策に対する論議も続いていた。
それなのにテレビ局を監督しなければならない放送委員会員会は、W杯番組を
自制してくれという「協力公文書」を発表しただけで自分たちの責務はすべて
果たしたかのような態度でいる。バランスのとれた放送運営が望まれるところだ。