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監督がヒディンクになったら(韓国、オーストラリアでの手法より)
1、まず個々の体力を徹底的に鍛える
韓国ではヨーロッパで考えられないくらい非常識な練習を課すことができた。
オーストラリアでは、フィジカルレベルが高い選手が多かったので、短期間で効果が出た。
2、チームの問題点の修正
オーストラリア、放り込みサッカーからバス主体サッカーへ
スペースを埋める守備からボールホルダーに向かっていく守備へ
韓国 複数ポジをこなせる素地のある選手が多いので、その選手を伸ばす
メンタル面であきらめない強い心を植えつける
3、試合前、対戦相手の戦力分析が的確、試合での采配は臨機応変。
交代した選手に応じて、複数の選手がポジションをずらしていく玉突き選手交代は、オリジナルのやり方と自負
監督がオシムになったら(オシム語録より)
1、個々の技術、体力は、より上のレベルのチーム全体練習の前に、それぞれがやっておかなければいけないこと。
よって、代表監督になったら、いちいち個々の体力づくりなどやらないかもしれない。
2、チームの問題点の修正
「走れて」「賢く」「現状に満足しない」選手を重視。
弱いチームなら、勝つために相手を殺すサッカーを植えつける。
強いチームなら、自分たちのサッカーを貫くチームに育てる。
3、対戦相手との相対的戦力比較が的確。
10の力のチームに、本来3の力のチームが勝てなくても当たり前、メディア、サポーターに非難されるのは筋違い、と考える。
試合中の采配は、必要なら論理的に見えない選手交代でも行う。
負けている場面で攻撃の選手を下げる、DFを入れ換える、など。
PKになったら、監督の采配が及ばない勝負になるので、見ないことにしている。
好きな言葉「それでも人生は続いていく」
監督がどっちになっても、日本選手は「1」のところで躓きそうな気がする。