ガーナ国歌演奏中に「テーハンミングク!」 韓国代表応援団に非難の嵐
4日夜に行われたサッカー・ワールドカップ(W杯)の韓国代表チームとガーナとの親
善試合でガーナの国歌演奏の際、ケンガリ(韓国伝統音楽サムルノリに使用される鉦
〈しょう〉)の演奏をしたことが分かった金徳洙サムルノリの一行が、ネティズンから非
難されている。
試合開始前のガーナの国歌演奏の際、金徳洙サムルノリの一行が騒々しいケンガリ
とともに「テーハンミングク(大韓民国)」を叫び続けたもの。
この様子がテレビで中継されると、同サムルノリのホームページの掲示板には5日早
朝から同行為を責め立てる書き込みが殺到した。
「サッカーも大敗する結果となったが、応援マナーにもがっかりした」「愛国歌(韓国
の国歌)の演奏のときのように静かにしていればよかったものを…。韓国の応援団は
マナーを知らな過ぎる。ケンガリの音はまるで騒音のようだった」
「競技場にやって来た英国人もガーナを応援していた」など。
ネティズンのアクセスが殺到したことで同ホームページの掲示板は5日午前からまひ
したほか、同サムルノリの一行には抗議の電話までかかってきたという。
同試合をテレビ観戦していたイ某(31)さんは「いくら応援だとしても、最低限守るべき
礼儀はあると思う」と、同団体を非難した。
金徳洙サムルノリの関係者は「試合を見なかったため状況はよく分からないが、ネ
ティズンの非難には困惑している」とし、「現地にいる応援団とは連絡が取れず、意図
的に行ったことなのか確認できていない」と話している。
これら一行はドイツに応援団11人が遠征し、親善試合はもちろんW杯の試合が行わ
れる主要都市を回って街頭応援を行うほか、代表チームの試合が行われる競技場で
もサムルノリによる応援を行う予定だった。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/06/06/20060606000005.html