ブリュッセルでウケない韓総連のデモ
http://japanese.chosun.com/site/data/img_dir/2006/03/23/20060323000008142.jpg 「ノー・ウォー、ノー・ブッシュ(No war, No Bush)…ノー・ウォー、ノー・ブッシュ」
ベルギーのブリュッセルブックス通りの証券取引所建物の前で、おそろいの黄色いチョッキを着た6人の韓国の若者が、
間欠的にスローガンを叫んだ。若者たちは22日、ブリュッセルで開かれる北朝鮮人権大会を「阻止する」デモを行うため、
その前日11時間30分間、飛行機に乗ってブリュッセルに到着した。
若者たちは、ブリュッセル市民たちにチラシを配っていた。街のゴミ箱に、地下鉄のエスカレーターにチラシが捨てられていた。
チラシには英語とフランス語で「韓国は60年前に独立したものの、米国は依然として韓国を占領している」とあった。
ある市民が、若者からチラシを受け取ると同時に、きちんと折りたたんだ。「捨てるのも何だし…東洋人からもらったので、記念
品です」。彼は「コリア、私もよく知っている。コリアのサッカーチームはすばらしい」と話した。彼が韓半島(朝鮮半島)が南側と
北側で分断されていることも知らなかった。
30分後、若者たちに3人のベルギーの警官が近づいた。「あなたたちが集会すると届け出たのは、この通りの向かい側だ。ここ
ではチラシを配ることはできない。われわれがここに戻ってくるまでに、あなたたちはここを離れなければならない」。若者たちは
どうしようか迷ったあげく、やがて通りの向こう側に移動した。
同日午後4時、韓国からきた海外デモ隊は、道端で韓国伝統の音楽公演などを披露するパフォーマンスを行った。そしてデモ
隊は米国の覇権主義を批判し、在韓米軍の撤退を呼びかけた。
パフォーマンスの司会者は、デモ隊員に「ブリュッセルの市民たちは、私たちの呼びかけにも特に反応がありません。私たちの
ようなスタイルのデモに接したことが一度もないため、皆が当惑しているようです。同志の皆様、韓国の集会・デモの文化を世界
にアピールするという誇りを持ちましょう」と叫んだ。司会者のこの言葉は、ベルギー人には通訳されなかった。
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