存在感だけで戦力!?俊輔、移籍後初ベンチもチーム快勝
ttp://www.sanspo.com/soccer/top/st200602/st2006021304.html 【グラスゴー(英国)12日=佐々木誠通信員】
スコットランドプレミアリーグ・セルティックのMF中村俊輔(27)が左足付け根痛のため、
12日のレンジャーズ戦(アウエー)で移籍後初のベンチスタートとなった。
ベンチ入りは存在感の証。ストラカン監督は周囲に「けん制のためにもベンチに置く」と説明。
横浜M時代に発症した股関節内転筋付着部炎に発展する可能性があるだけに、
俊輔も「ベンチには入るけど監督には休むようにいわれた」と休養を強調していた。
同監督は永遠のライバルにプレッシャーをかけるため、休ませることを決めていた俊輔をあえてベンチに座らせたわけだ。
揺さぶりが功を奏したのか、試合は1−0快勝した。医師によると長期離脱の可能性も低く、
今月末の日本代表合流にも問題はなさそう。ベンチからでも“勝利に貢献”する俊輔の存在は、
ジーコ・ジャパンにとっても頼もしい限りだ。