ようやく、しおらしくなってきた韓国サッカー2291

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7年前今日の,フランスワールドカップを２ケ月よ控えて1998年4月1日だった.
夜明けから粘り強く降った雨で夕方7時の蚕室運動場はやや濁っている霧の中にびっしょ
り濡れていた.
しかし待望の(!)韓日戦を見るために色とりどりな傘を支えて持ったまま運動場に集まっ
て来た6万でサッカーファンたちのときめくことと緊張さえ春雨の阻むことはできなかっ
た.

五つ月の前蚕室で開かれたワールドカップ最終予選0 : 2敗,引き続き三一節横浜で開かれ
た多異ナースティーカップ開幕戦1 : 2敗.韓国サッカー史上初めて日本に連続2敗にあっ
たおくれなさい一月ぶりに開かれるリターンマッチは復讐の舞台だった.

同時にチャボンクン監督としては競技(景気)結果によってややもすると代表チーム監督と
して生命が切れることもできる日だった.韓日戦の勝敗が両国に抱かれてくれる衝撃波は
<2002ワールドカップ共同開催記念韓日親善競技>という雄大で友好的な大会タイトルを顔
負けにさせていた.

両チームをひっくるめてヨーロッパ派とは韓国の徐正源(フランスストラスブール)外にな
かったので二人の国は稼動することができるベストメンバーを総出させて,退くことがで
きない一戦を準備した.

キム・ビョンジ,洪明甫,李相憲,金泰映,金都根,李相潤,崔成勇,徐正源,河錫舟,崔竜洙,
黄善洪vs川口,井原,秋田,ソーマー,イチカと,名波,中田,北沢,山口,柳沢,中山...
90年代を活躍した両チームのイレブンは零れ落ちる雨の中で血闘をした.

あ,しかし無情な雨を咎めなければならないか,ではなければ韓国の長い冬を咎めなければ
ならないか,それでもなければケンタッキーブルーグラスではない韓国の芝草品種を咎め
なければならないか.恥ずかしくも,まだ若芽が出ない蚕室運動場の黄金色な芝草を選り分
けるために塗った緑ペイントが選手たちが倒れる度にユニホームに,足に問い始めた.

>>195
想定の範囲内ﾆﾀﾞ

全般李相潤の先制ゴール,そして後半中山の同点ゴール.引き分けも決して受け入れること
ができない状況で時間は切なく流れていた.

いよいよ後半27分,徐正源のパスを受けた黄善洪がゴールを向けてドリブルする.瞬間雨で
畦になったグラウンドによって不規則バウンドが発生して,弾力良いトリコルで球は日本
守備に迎えた後高く跳ね上がる.

この時非運のストライカ,あるいは'トングボル(?)の皇帝'で皮肉受けた黄善洪の真価が現
われる. 6万観衆も,そして韓日両国数千万のTV視聴者たちも次に起る事を予測することが
できなかったその瞬間,まるで時間が止められたようなその刹那,コウノトリは空中にさっ
とほとばしる.それからは身を横で寝かして右足バリシュートを飛ばす.左側の山口,先方
の小村が呆然と見守る間,ボールはゴールキーパー川口の手先を避けて通恨のゴールネッ
トを割る.

引き続き濡れた髪をちらっと回してゴールなのを再度確認した彼はコウノトリのように羽
を伸ばしてコーナー近所に駆け付けたらグラウンドに伏せて長く滑る.
バックナンバー18番, '永遠な日本キラー'の生涯最後の韓日戦ゴールだった.

写真:スポーツソウル　ＫＦＡ公式　2005-04-01