ようやく、しおらしくなってきた韓国サッカー2256

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世界ユース「死の組」入り 朴主永にかかる大きな期待

 7日早朝、オランダから悲報(?)が届いた。

 U20(20歳以下)韓国代表がブラジル、ナイジェリア、スイスといった強豪チームを相手に予選を戦わなければならなくなった。

 サッカーファンの関心はすでに朴主永(パク・チュヨン/20/FCソウル)に向けられている。

 朴主永はU20代表という次元を超え、象徴的な存在として認識されている。昨年、アジアユース選手権とカタール国際での優勝も朴主永が原動力となって導いた。

 アジアユース選手権で6ゴール、カタール国際では9ゴールを炸裂させた。ブラジルやナイジェリアなどの優勝候補との予選だが、  
 
 韓国が希望を捨てない最大の理由も最高のゴールゲッター朴主永の存在があるからだ。

 朴主永は既に今年初めの目標としてオランダで開かれる世界ユース(U20)選手権大会でのベスト4入りを挙げている。韓国を代表する選手としての出場ではあるが、本人にとっても大きなチャンスだ。

 韓国内とアジアでは最高のテクニックを認められたが、まだ世界舞台ではその実力を十分にアピールできていない。

 今回の大会での活躍次第では、本人が望むヨーロッパリーグ進出がまた一歩近付くことになる。

 国内プロのKリーグも朴主永の成長と新しい挑戦に大きなプラスとなる見込みだ。現在、朴主永は体力作りに専念している。本格的な出場には2週間ほど必要となる見込みだ。

 FCソウルの李章洙(イ・ジャンス)監督は7日、「朴主永はU20代表のキャンプから、さまざまな理由で練習を行っていない状態」とし、

 「9日の大邱(テグ)戦はホームでの開幕戦のため、地元ファンへのあいさつを込めて10分ほど出場させる予定」とケガを懸念して、こう話した。

 ブラジル、ナイジェリアなどの強豪揃いで確かに前途は多難だ。しかし、その分勝利した時の喜びは2倍にも3倍にも膨らむだろう。

『スポーツ朝鮮』