ようやく、しおらしくなってきた韓国サッカー2251

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http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/03/20050303000088.html

 大韓サッカー協会の鄭夢準(チョン・モンジュン)会長が協会レベルで“天才ストライカー” 朴主永(パク・チュヨン/20/ソウル)のヨーロッパ行きの支援を約束した。
 鄭会長は3日、ソウル市・新門路(シンムンノ)のサッカー会館6階で朴主永と対面し、同席した賈三鉉(カ・サムヒョン)対外協力局長に「賈局長が関心を持って(ヨーロッパに進出できるよう)サポートしてほしい」と話した。
 前日、KリーグのFCソウルに入団した朴主永に鄭会長は「今ヨーロッパに行くことは大変だろう。計画はあるのか?」と聞いた後、ヨーロッパ進出の夢を持っているという彼の答えに、こうしたサポートを約束したという。
 2000年にも同協会は有望選手の海外進出プロジェクトの一環として英国のスポーツマーケティング企業「KAM」を通じてソル・ギヒョンをベルギー1部リーグのロイヤル・アントワープに送り込んだ実績がある。
 国内のエージェントがヨーロッパに人脈を持つことが出来ないため、協会を通して世界的なスポーツマーケティング企業が直接行うことが遥かに有利だという分析だ。
 鄭会長は会話の中で朴主永の足首のケガについて質問した後、ペレとソル・ギヒョン(ウルバーハンプトン)の例を挙げながら
「上手であればあるほど強力なタックルをより受け、集中的にマークされるだろう。その壁を乗り越えなければならない」とアドバイスも惜しまなかった。
 この日の対面は朴主永がプロ入りに先立ち、鄭会長に会ってあいさつがしたいという本人の希望によって実現した。
鄭会長は朴主永とあいさつを交わした後、応接室にあった90年に行われたワールドカップ・イタリア大会のポスターを示して「イタリアから直接持って来たもの」と言いながら、その場でプレゼントした。
 数十人の取材陣を前に鄭会長は「朴主永選手の人気はすごい」と言いながら、金鋳城(キム・ジュソン)協会理事に向かって「彼のように若かった頃、これほどの人気があったか?」と尋ねたりした。
 一方、鄭会長は「非常に真面目な印象を受けた。このまま続けていけば素晴らしい選手になるだろう」と賞賛の言葉を惜しまなかった。