北朝鮮のサッカー、イングランドに似ている
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=070000&biid=2004121111908 サッカーの06年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会・アジア最終予選で、北朝鮮と同じ組に入った日本は明らかに緊張気味だ。
日本は、国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランキングで第17位、北朝鮮は第96位。
しかし、両チームが行ったAマッチの戦績は3勝2引き分け3敗で厳しい。
北朝鮮のサッカー代表チーム監督を務めたムン・ギナム氏(56)は「最近、北朝鮮サッカーの戦力が大きく安定している」と評価した。
1990年代半ば、北朝鮮のサッカー代表チームを率いていたムン氏は、昨年8月、北朝鮮を脱出した後、中国を経由し、今年1月に韓国入りした。
次は、ムン氏を通じて考えてみた北朝鮮のサッカー。
北朝鮮は4−4−2または3−5−2の戦術を使う。
守備に集中した後、逆襲をねらうスタイルを駆使する。
中長距離パスを通じたパワーのサッカーであり、イングランドのサッカーに似ていると考えればいい。
とりわけ、ユン・ジョンス監督が4.25軍チームの出身であるため「技術サッカー」には弱いが、強圧的に統率するタイプであり、選手らは過激かつ攻撃的なサッカーを駆使する。
技術よりは精神力を強調する。
北朝鮮は3、4年前までも、軍出身の選手を代表チームに抜てきしなかった。
だが、ホン・ヨンジョとパク・ソングァンなど軍チームである鴨緑江(アムノッカン)選手が合流し、堅実な国家代表チームが完成された。
さらに、アジア地域2次予選を経た後、チームの戦力がさらに安定しつつある。