ようやく、しおらしくなってきた韓国サッカー2086

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バングラデシュのプロサッカー監督に就任するカン・マンヨンさん
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/26/20041126000052.html
この韓国人は、バングラデシュでは「先進サッカーの伝道師」として知られる。国民(クンミン)銀行と
ラッキー金星(クムソン)で選手生活を送ったカン・マンヨン(43)さん。
国内でもよほどのサッカーファンでなければ記憶されていないカンさんをバングラデシュのサッカー
チームが監督として迎える。
昨シーズン1部リーグで4位につけたモハメダンが「チームを優勝させてほしい」と、カンさんと月俸500万
ウォンの2年契約を結んだ。バングラデシュでは破格の条件だ。モハメダンはバングラデシュの与党から
財政支援を受けている。
カンさんは不慮のけがで選手生活を早くに終えたが、バングラデシュと香港の代表監督を歴任するなど、
海外では華やかな経歴を持つ。
プロサッカーでスカウトをしていたカンさんは1994年、大韓サッカー協会の派遣で2年間、バングラデシュ
代表を指導した。1993年に就任した鄭夢準(チョン・モンジュン)会長がアジア国家との親善に積極的に
乗り出していた頃だ。
当時33歳だったカンさんがバングラデシュのA代表から16歳以上の各年代別代表を総括する重責を任されたのだ。
カンさんは「バングラデシュのサッカー人気は想像以上だった。先進サッカーを学ぼうという熱意も高かった」と語る。
カンさんは当時、バングラデシュ代表の試合がなかった6か月間、臨時でモハメダンの監督を務め、
優勝に導いた。当時の感動が忘れられないチーム関係者が10年ぶりにカンさんに監督就任を要請した。
カンさんは1996年から1年間、香港代表監督を務めている。
来月バングラデシュに向かう予定のカンさんは「韓国サッカーの先進技術も伝授し、優勝も果たし、
私を信頼してくれたチームの期待に応えたい」と抱負を語った。
カンさんは鉄道庁でプレーしていたキム・テヨンら韓国人選手2人を連れて行き、バングラデシュで
第2の韓国サッカーブームを起こす考えだ。
閔鶴洙(ミン・ハクス)記者 [email protected]