ようやく、しおらしくなってきた韓国サッカー2071

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 韓国と北朝鮮が史上初めてサッカー・W杯アジア最終予選をソウルと平壌(ピョンヤン)で
戦う可能性が高まった。
 韓国と北朝鮮が同じ組に編成される可能性は50%。アジア1次予選を勝ち上がった8か国は
12月9日、マレーシア・クアラルンプールで行なわれる最終予選の組み合わせ抽選会で
4か国ずつ2組に分けられる。
 組み合わせは02年W杯の成績によって8か国を2か国ずつ4つのグループ(A〜D)に分ける。
ベスト4入りした韓国と決勝トーナメントに進出した日本は「最強」のAグループに編成され、
同じ組になることはない。
 北朝鮮は02年W杯予選に参加しなかったため、「最下位」のDグループに入る。結局、韓国と
北朝鮮が同じ組になる確率は半々だ。
 一部では、北朝鮮の要請により、韓国と別の組になる可能性が指摘されている。
 南北対決が行われる場合、サポーターや取材陣の自由な移動が前提となるが、北朝鮮がこれを
避けるため、アジアサッカー連盟(AFC)に政治的な配慮を要請する可能性もあるということだ。
 02年W杯で南北分散開催が実現しなかったのも、サポーターや取材陣の大規模な移動を負担に
考えた北朝鮮が放棄したためとも言われている。
W杯最終予選は基本的に国際サッカー連盟(FIFA)傘下のAFCが主管する。試合が北朝鮮で
行われる場合も、放映料などマーケティング権もAFCが持つ。また、FIFAは国際Aマッチへの
メディアの接近を優先している。
こうした点から北朝鮮が日本と同じ組になる可能性が高いという分析が出ている。
日本はUAEと北朝鮮の試合に2人のスタッフを派遣し、こうした予測を裏付けているが、
日本としても50%の確率で対戦するであろう北朝鮮の戦力を分析する必要があるだけ、
という見方もある。
組み合わせ抽選会の方法は12月7日のAFC競技分科委員会で最終的に決定する。クウェート人が
委員長を務め、韓国、中国、日本、サウジアラビア、イラン、マレーシアの7人の委員からなる。
同委員会の副委員長を務める大韓サッカー協会の賈三鉉(カ・サムヒョン)対外協力局長は
「これまでは徹底してW杯の成績によって組み合わせを決めてきた」とし、「今のところ
政治的な配慮で組み合わせ抽選の方法が変更する可能性はない」と述べた。

閔鶴洙(ミン・ハクス)記者
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/18/20041118000020.html