Kリーグの入場者数が急減 頭悩める各チーム
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/20/20040920000032.html プロサッカー・Kリーグの各クラブが頭を痛めている。後半戦開始後、入場者数が
急減しているためだ。
こうした兆しは先月まで行われた「サムスン・ハウゼンカップ2004」から見られた。
6月に終わったリーグ前半戦では1試合当たり1万4631人を動員していたが、
カップ戦では1試合当たりの平均入場者数が6758人と急減した。
リーグ後半戦に入ると、1試合当たり7698人と持ち直したが、前半戦の半分の水準だ。
韓国サッカーの動脈ともいえるKリーグが観客動員に苦戦しているのは、不規則な
試合日程など内部的な事情から、景気低迷によるプロスポーツ全般の不況といった
外部的な状況まで、さまざまな要因が考えられる。
そのうち最も影響を及ぼしているのは、リーグ後半戦序盤に国際Aマッチが予定され、
それに伴う韓国代表選手の招集で最大2週間試合ができないことだ。
また、アジアチャンピオンズリーグの都合上、Kリーグの日程があれこれ変更し、
いつ試合が行われるのかファンが把握できずにいる。
さらに、今季のKリーグには目立った得点王や新人王レースがなく、連勝などファンの
注目を集める話題性も乏しいため、入場者数減少に影響を与えている。
もちろんKリーグだけが苦戦しているわけではない。凍りついた国内の消費心理の余波が
プロスポーツ全般に影響しているためだ。
こうした状況について、あるチーム関係者は「観客を集めようといろいろイベントを企画
しているが、どれほど効果があるのか疑問」とし、「全体的な人気が回復しなければ、
問題はかなり深刻」とため息をついた。