ようやく、しおらしくなってきた韓国サッカー1742

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メツ氏「年俸問題残っている」 訪韓遅れる見通し


 次期韓国代表監督の最終候補に決まったブルーノ・メツ氏の韓国入りが遅れる見通しだ。

 メツ氏は31日、AFPとのインタビューで「年俸問題のため、まだ契約合意には至っていない」とし、「韓国とは6週間前にオファーを受けてから接触を続けてきたが、韓国代表の監督に就任できない理由はない。しかし、私にも私なりの条件がある」と述べた。

 フランスのスポーツ紙『レキップ』電子版もメツ氏が「交渉で最も重要な問題は金銭的な部分」とし、「先月30日に大韓サッカー協会から
代表監督に就任してほしいと電話が1本あっただけで、何も決まったことはない。契約書にサインしたわけでもないのに、まるで韓国代表監督になったかのように報道されている」と話したと伝えた。

 メツ氏は「アル・イティハド(カタール)との交渉も残っており、31日にカタールに向かう」との意向も表明した。アル・イティハドは年俸170万ドル(約20億ウォン)を提示した状態だ。

 結局、韓国代表監督とカタールのクラブチームの監督をめぐり、「年俸」を選択の基準にするとの考えを示した形だ。

 しかし、メツ氏のこうした態度は前日、サッカー協会の技術委員会が明らかにした内容とかなりの差がある。メツ氏は韓国側交渉団との面談で「カネが全てではない」「ナショナルチームを率いてW杯でいい成績を出したい」と話したことが伝えられた。

 サッカー協会側は「韓国代表監督の話に飛びつくような印象を与えたら年俸交渉で不利になるため、わざとそうした発言をしたのではないか」としながらも、「話がこじれたのでは」と懸念した。

 サッカー協会はメツ氏が2日と5日のトルコ代表との親善試合を観戦するのはひとまず不可能と見ている。

崔宝允(チェ・ボユン)記者 [email protected]