【撲滅】コピービデオ売ってる輩2【逮捕】

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(今日こそ持っていかないと…)
 萌美は不安に慄きながらトイレのドアを開けました。まだ朝の六時を少し回ったばかりの早
朝です。家族はまだ寝入っていて、一番の早起きである母でさえも、あと三十分は起きてはこ
ない時間です。

(今のうちに済さなきゃ…)
 パジャマ姿のまま萌美はトイレの中に足を進めました。この春に●学生になったばかりの萌
美の寝巻はまだそのような幼い程度のものだったのです。彼女は少しだけ苦悩の表情を可愛
らしい顔に浮かべると、あわててトイレのドアを閉めました。
 萌美の手には割り箸が一対と、青いプラスチック製の碁石大の大きさの容器が握り締められ
ていました。それを彼女は注意深く足元に置くと、狭い個室の中にある洋式便器に背を向けて
ゆっくりとパジャマのズボンに手をかけました。
 便器の蓋は上げられていて、便座が降りて萌美のお尻が降りてくるのを今か今かと待ってい
ます。
 萌美は両手でズボンを引き降ろしました。だぼっとした大きさの金魚模様のパジャマが足首
の所まで引き降ろされると純白の、これも緩めのパンティーが顕になります。
 萌美はその白い布きれを膝の辺りまで降ろしました。小さく引き締まった少女の白い尻が外
気の元に晒されます。
 季節は五月の初夏で、まだ朝の空気は冷く肌を刺します。萌美は可愛らしいお尻を一つ震わ
せると、祈るような気持ちで便器に腰をかけました。

「むーん」
 下腹部に込めていた力を抜くと、夜の間に膀胱一杯に蓄積されていた尿が堰を切ったように
飛び出していきました。萌美は甘く切ないため息をもらしました。排尿の快感に思わず発した
声は随分と艶かしい響きです。萌美の顔はうっとりとほころんでいました。
 しかし、その表情は長くは続きませんでした。萌美は両手をお腹の上に置くと、今度は本当に
祈るような格好をしました。やや前かがみとなり、握った両手に力を入れ、萌美は今度は苦悶
の表情で激しく息み始めました。