ドラゴンボール風に海外サッカーを語ろう!!其の2

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261名無しさん
トレゼゲ「今のこの時代から1年後の5月28日、午後8時頃、イングランドのオールド・トラフォードというスタジアムに恐ろしいクラブチームが現れます。この世のものとは思えないほどの凄まじい強さを持った怪物が・・・」

ネドベド「何者だ?リーガのチームなのか?」

トレゼゲ「いえ・・・このイタリアに集められた天才達、いわゆるスター軍団というやつです。作り上げたのは元ミランの狂人的MF、アンチェロッティ」

ネドネド「ミラン!」

トレゼゲ「そうです。チームそのものはユーベがその昔、叩き潰したらしいが、アンチェロッティは研究を続けていた」

ネドベド「何のためだ?例によって守備的サッカーが目的か?」

トレゼゲ「よくは分かりませんが、すくなくともアンチェロッティの狙いはそうだったと思います。しかし究極のスター軍団として作られてしまったそのACミランは生みの親のアンチェロッティをも無視してしまった」

ネドベド「セリエAで24ゴール挙げた得点王のおめえが怪物って言うぐれえだからそうとうなんだろうな・・」

トレゼゲ「はい、立ち向かったのですが残念ながら・・・なにしろ相手はミラン・・・PK戦に持ち込むのがやっとでした・・」

ネドベド「・・・!!」

262名無しさん:04/07/18 17:30 ID:YtlvZUrJ
トレゼゲ「1年後の闘いでそこにいるサラジェタさん、モンテーロさん、そして僕も皆、PKをはずしてしまったのです・・・
かろうじて決めたデルピエロさんも・・俺にPKを教えてくれた職人だったのですが、やはりその翌シーズン怪我で・・。
年月をかけ、カカを獲得してジワジワと勝ち点を奪っていくミランのせいで俺のいる未来のセリエは地獄のようなものです・・・。強すぎる・・・!!強すぎるんですよやつらは・・!!」

ネドベド「ま、待てよオラは・・・?オラはどうなったんだ?オラもPKをはずしちまったのか?」

トレゼゲ「あなたは闘っていない・・準決勝でイエローカードをもらってしまうんです・・そして累積で出場停止になってしまわれる・・」

ネドベド「え・・・!?」

リッピ「ピク・・」

トレゼゲ「後ろからのタックルです。さすがのチェコ人も累積には勝てなかったんです」

ネドベド「ま・・まいったな・・。買収も累積には効かねえのか・・・。くっそ〜出られねえのか・・くやしいな・・闘いてえよ、そいつらと・・」

トレゼゲ「た、闘えないのが残念なんですか・・?恐怖はないのですか・・?」

ネドベド「そりゃ怖いけどよ・・すっげえ強い奴らなんだろ。やってみてえよな・・」

トレゼゲ「あなたはやはり本物のチェコのサッカー選手だ。頼もしいですよ。来て良かった・・準決勝になったらこれを使って下さい」

ネドベド「なんだそれ?」

トレゼゲ「金です」
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