□　Deportivo de la Coruna　14　□

伝説のストライカー、デポルを語る
http://www.lavozdegalicia.es/se_deportes/noticia.jsp?CAT=107&TEXTO=2342557

ハラ・ハロミは日本代表の伝説的なストライカーだ。
その彼が今指揮をとっているのはFC東京。日本を代表する選手であるミウラや、
リバウドの代わりにデポルにくるかもしれなかったブラジル人のアマラオがいる
クラブだ。ハラはイルレタの練習方法を学びにア・コルーニャにやって来たのだ。
そして既に2000年にも彼は来ていた。昨日彼はバレンシアに向けて発ってしまっ
たが、出発前にLa Voz de Galiciaのインタビューに応えてくれた。
「バルサよりデポルの練習のほうが好きだね」

ハロミ：練習は変わってないね、それにイルレタも相変わらずいい人だったよ。
　だけど、前と大きく変えていない、まさにその事がデポルの活躍の証明ですよ。
LaVoz：といいますと？
ハロミ：選手は何人か入れ替わってるね。だけど集団としてのプレースタイルは
　継続しているのが特徴的だ。これが鍵だね。

LaVoz:コルーニャの練習で何か明らかになった事はありますか？
ハロミ：たくさんの事が。僕はこのチームの練習法が好きなんだ、たとえばバルサ
　なんかよりもね。去年見に行ったんだけど、向こうの練習はもっと個人的だった。
　次から次へと選手が入れ替わるからだろうね。デポルではもっと集団練習に重きを
　置いているから、それが良く組織立ったチームとなって表れてる。いつだって集団
　が基本になるのさ、練習でも試合でもね。
LaVoz：このチームを引っ張ってる選手は誰ですか？
ハロミ：率直に言って全員だね、ただ僕が大好きなのはマウロシルバとバレロン。
LaVoz：日本の監督としてヨーロッパで学ぶことがありますか？
ハロミ：なにもかも、フットボールの歴史からね。こっちでは百年以上もの積重ね
　があるけど、日本はまだ始まったばかりだからね。
LaVoz:スペインで監督をやりたいですか。
ハロミ：ええ、ただ日本でもやりたいですよ。やるべき事はたくさんありますから。
　日本の子供たちって前は野球を練習してたんだけど、今は学校でフットボールを
　してますよ、これは重要ですよ。10年で日本は凄く進歩すると、僕は信じてます。