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今日の日経夕刊に載ってたサニーサイドアップの次原社長の記事より。
世話好きのお姉さん。そんな素顔が若い選手を引きつける。だが、取材する
メディアには厳しい。「次原のカーテン」。選手を徹底的にガードする姿勢は、
ある苦い思い出からきている。
マネジメント契約した最初のスター選手はサッカーの元日本代表。高校を出て
間もないサッカー少年だった。チーム移籍を画策、テレビCMにも積極的に出演
させた。瞬く間に売れっ子になったが、同時に成績が下降。日本代表からも遠ざかる。
完璧にマネジメントした、と思っていたら、選手から便りが届いた。
「悦ちゃんともっと本音で話し合えば良かった」。親身さがかえって重みになっていた。
手紙を涙でぬらしながら、選手を守ろうと心に決めた。