††Red Devils マンチェスターユナイテッド 15††

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51MU-名無しさん?
ファガソンは自分が欲しくて興味のある選手、またはCLで対戦するようなチームを時間と暇があれば極力自分の足、目で直接確かめに逝くのはよくあることだ。
去年イタリアに欲しかったネスタを自分で視察に逝っていたのが思い起こされるが。あのときはネスタがいつにもなく精彩を欠いてて、前半だけでモンテッラにハットトリック決められるなど(全部ネスタがらみのミスだったと思うが)、
ラツィオが大敗した試合だったと思う。おれはあの時ほんとにネスタがこっちに来ると思ってたんだけど、後から思うとあれはネスタイタリアに残りたいがための演技だったとも思えてしょうがない。
とにかくあの試合のネスタは本来の実力からほど遠く、なんか見ていておかしかった。まぁ結局はああいう結果に収まってなるほどと、思ったが。
52MU-名無しさん?:03/03/12 12:22 ID:N0lqCTH6
よくスカウト任せにしていて、つれて来たらチームにあわないで、ダメになったり、使い物にならないようなケース事が多々あるだろ。
そういう面では何事も直接自分が求めてる選手を直接自分の目で確かめるということは極めて大事な事だし、必要な事だ。何事もそうだけど、人任せにするのはよくない。
なかなかビッククラブの監督で、忙しい中、外国へ、マメにいろんなトコへ自分の足を運んでお気に入りの選手を見たりするということはあの年齢(まだまだ若いが)ではそうできないことだろう。
もちろん、クラブのため、チームのためにあちらこちらへと奔走しているのであるが、16年あまりの間、ユナイテッドと言うクラブを根本の意識から改革し、数々のタイトルと成功をもたらしてきた。
53MU-名無しさん?:03/03/12 12:23 ID:N0lqCTH6

そしてまた数々の成功や栄誉のあと、去年はこれまでリーグであっとうしてたユナイテッドが、リーグ4連覇という偉業が潰え、そのリーグでのかつてまであった支配力も弱まってきている。
ここ数年でのプレミアの各クラブのレベルアップ、成長は大きく、選手補強などでも下位のクラブがその豊富なプレミアの資本力をもとにビッククラブ顔負けの補強が、各監督が求める適材適所に可能な限りできるようになったのだ。
その結果一番効果があったのは、やっぱり過去の英国系のチームに安っぽいミスが多かったディフェンス面だろう。
ちょっと前まではプレミアの上位10位以内のチームでもGDがマイナスのチームがごろごろしてたもんだが、最近は10位以下のチームでもそういう傾向がなくなりつつあるな。
その分降格ラインのチームにどかっとそのつけが負わされているわけだけど。この数字がもっと少なくなり、もっとバランスよくなればプレミアリーグの質も上がり、上位下位の実力さがなくなってきている、というひとつの目安にもなる。
残念ながらプレミアリーグは現段階、スペインみたいな本当に実力が均衡している、までとはいっていないのが現状だ。ビッククラブとそれに準ずるセミビッククラブ、中間のクラブ、下位クラブ。
プレミアのクラブの中でも資金的、経済的に裕福なのはほんの数チームだけで、ほかはクラブとして生きていくためにやっとなトコばかりだ。数年前までのフットボールバブルの時代はもう終わっている。
54MU-名無しさん?:03/03/12 12:24 ID:N0lqCTH6
ビッククラブでさえもなるべく支出は抑えるような傾向になっている。そういうわけで、ファギーの90年代の数々の名誉、成功とともに、今度は去年の失敗、反省をもとに初心に帰った気持ちでファギーはまた心を新たにユナイテッドを建て直し、
チームをリスタートさせなければならないのだ。つまり86年ロンアトキンソンからチームを受け継いで以来のユナイテッドにとっては大きな変革の時期でもある。
あのときはチームのメンバーもストラカン、以外はまったく面識のない輩ばっかだったし、
ある意味自分の思い切った決断も可能であったろう。かといって絶対に勝たなくてはならない、というビッククラブの監督として切羽詰った必要絶対条件のプレッシャーとも常に隣り合わせの状態であったのも当然のことではあるが事実だ。
そういうマンチェスターユナイテッドというビッククラブの監督への期待、周りからの重圧をその時々で結果をだし、振り切ってきた人でもある。
55MU-名無しさん?:03/03/12 12:25 ID:N0lqCTH6
今のユナイテッドのメンバーは92ユース組が中心となってるのは周知のことだろう。彼らとて本格的にリーグでユナイテッドの中心となって活躍しだすのは95−96シーズンの開幕からなのだが、
その前はそうそうたる個性の荒くれ集団がその力を存分に発揮していた時代なのだ。ユース組のなかではギグスだけがリーグでは破格に早く一軍デビューしてるが。
ところが95シーズンには思いがけない事故wであのキングがチームを離脱してしまう、という緊急事態や、カンチェルスキスのチームへの不満や態度、インスとファギーの確執などがあいまってチームとしては今ひとつまとまれず、
リーグ最終日にブラックバーンにタイトルを持っていかれ、FA杯決勝ではエバートンに負けてしまう、と言う苦くて、思い出すのも辛いシーズンとなってしまったのだ。
そしてオフにはマークヒュズやカンチェルスキス、インスもユナイテッドを離れていってしまったのだ。
92−95ころのおれが一番魅力を感じていたユナイテッドの面子(ファギーもこのころの面子は99の面子よりも優れているwといってるが)がユナイテッドで一時代を築き去って逝き、
ファギーがその抜けた穴をどう埋めてユナイテッドを再興していこうか、と悩んでた時期のことが、今現在の壁にぶちあたり気味のファガソンユナイテッドと重なって、だぶって見える。
そのときのチームのピンチを救ったのがファギーがユナイテッドに来てから最もその力を注いできたユース教育、システム出身の若者達であったのだ。
いわゆるバズビーベイブズ、ならずファギーベイブズだわな。もちろんココ10年のユナイテッドの常勝支えてきた、そして今現在もささえているヤシらだ。
そのベイブズ達が、ファギーの元で最近、去年ぐらいからおれたちファンからみても納得のいくようなパフォーマンスが出来なくなってきている。
去年は過去のユナイテッドのクラブ史上でもまれに見る大金をつぎ込んで、あえてファガソンやクラブがファンに対してその強い勝利の意欲を示した感じではある。
DFのほうはスタムの急な離脱でブランなんかをまにあわせでなんとか凌いでいたが、結局はDF陣の故障も多くココが一番の泣き所だったと言える。
翌年にはDFでは世界最高の移籍金でリオがリーズから来る事になるが。
56MU-名無しさん?:03/03/12 12:26 ID:N0lqCTH6
最近のキャニオンの発言によると、これだけの経済的発展を続けているこのクラブでも、この夏にはあんまし使えるお金がないようだ。
つまりはクラブの限度以上の金額の選手にはうちは手を出さない、必要ない、ってことだろう。ちょうど10年位前には今の主力のユース世代が出てきた頃だ。
今年のユースチームもその頃のタレントがそろってるとまでは逝かないけど、ブライアンマクレアの元ユースカップ準々決勝まで勝ち進んで来ている。
ここまではユース世代ではリチャードソンがリーグカップのレスター戦で見事なヘディングごるを決めるなど、少しづづではあるが、リーグやCLなどで試合に出たり、ここ最近では常時ベンチに入る事も多くなった。
同じユース世代では他にフレッチャーが同じく最近ではベンチに入っている。でも今年ユナイテッドの若手の中で一番ここまでブレイクしてるのはオシェイだろう。
サイドバックやったり、センターバックやったり、時にはセンターハーフもやったり。その時々で監督から与えられた仕事を初々しくて、ちょっと荒い点もあるがそれなりに無難に、いや期待以上にその印象を監督やチームに与えているはずだ。
見た目以上にとても落ち着いていて、頭がよさそうで、でもどことなくアイリッシュの激しさや、感情を持ち合わせてるんだけど、いつも自分を失わない冷静さも持ち合わせているようにおれには思える。
将来は必ずユナイテッドの中心選手たる風格も感じられる輩だ。将来的には本人の希望どうりにCMF(キーソの後釜)をやってもらいたいという気持はある。
ましてやキーソがこれから先そこでは十分やっていけない状況になってしまったのも、オシェイにとってはなんか不思議な縁でもあろうか。
まぁこれからも適材適所にユース出身の若手がレギュラーに定着すればチームや監督、クラブにとってもこんなうれしい事はないだろう。
57MU-名無しさん?:03/03/12 12:26 ID:N0lqCTH6

ファガソンがフランスに逝ったのはお気に入りの選手を見るために逝っただけではなくて、ある大事な任務も兼ねてのことだからだ。
いまやユナイテッドのスカウト網はヨーロッパ全土(特にフランスとは親密らしい)、南アフリカ、南米、そして最近ではアメリカに特に注目、力を入れてるらしく、近々ユナイテッドが触手をのばしている選手もいるようだ。
ナントとはユナイテッドの若手をナントの若手と相互に交換できたり、お互いのトレーニングの場を提供しあう事の出来る協定を結ぶためのようだ。
これは前からあるように、リーザーブリーグだけではどうしてもレベル的に向上が難しく、もっとレベルの高いトコで若手にもっといろんな経験を積んで欲しい、というファギー若手に対する厳しくもあり、若手には思いやりのある配慮でもあると思う。
実際マンチェスターではそういう若手に対して、しっかりした教育を与えたり、指導したりするということは時間的に無理らしく、なんかそういうルールがあるみたいで、ファギー自身が若手に対して十分面倒見れないと言う事がネックにあるらしいが。
もともとはベルギーのロイヤルアントワープとずっと提携を結んでたわけで、そこで経験を積んだ若手がユナイテッドに戻って活躍してるのを見てもその価値がわかるだろう。
ウォルワーク、チャドウィック、オシェイみんなここの経験者だ。練習場でのカントナの練習方法にファギーが呆気にとられて、感心して、チーム全員がそれをまねるようになったように、内だけに居ては得られないものが外には必ずあるはずだ。
こういうことは出来る限り続けてほしいものだ。
58MU-名無しさん?:03/03/12 12:27 ID:N0lqCTH6
バーゼル戦はユナイテッドにとってはもうベスト8進出も決まって、一見ただの消化試合に過ぎないように見える。でも良く考えろ、ここはOTだ!いかなる相手、いかなる状況でも負けは許されるとこじゃない。
たしかにCLでは今まで上から見下ろすような余裕のある感じて戦ってこれなかったから、かえってそういう状況でOTで戦うのは、おれにとっては余計にプレッシャーがかかってくる。
ましてや試合前から監督が、ある程度の若手中心で逝く、と明言してるのも、うれしくもあり、またとても心配でならないのだ。
もちろんあくまでレギュラー中心のメンバーで、そのなかに新しく若手2,3人を先発で使ってくる、ということなんだろうけど。
一次リーグの時もこういう状況になって、ファギーはメンバーを落とす、と公言して実際そうした。べカムやベロン、ギグスなんかはキプロス遠征にも参加しなかったはずだが。
でもスコールズやスールシャール、フォルランも出ていたわけで3−0で負けたことは、おれは凄いショックだったし、言い訳できない事実でもある。
たしかにあの試合はハイファの出来もよかったし、ものすごいミドルなんかもあったし、これがCLだということを痛いくらい味わった試合でもあった。
この試合でユナイテッドがCLで続けていた無敗記録も17で止まってしまったわけでもある。今回のバーゼルもそういう意味では物凄い手ごわい相手になるだろう。
あのときはスールシャール1トップ気味で、トップ下スコールズ、右フォルラン、左リチャードソンって形だったが、今回はべカム、ギグスあたりも途中からでも出てくるんじゃないのか。
まあ若手には一軍に定着するための千載一遇のこれ以上ない舞台である。このチャンスをものにして欲しいよ!そうやって同じように先輩達もここまで這い上がって来たんだから。
どんな試合であれ、おれにとってはどれもユナイテッドの試合は貴重で重要なんだ。是非いい試合で勝てれば最高だ。
59MU-名無しさん?:03/03/12 12:32 ID:N0lqCTH6
>>31
そんなんで勝負できるほど甘くないだろ。CLだぞ。もちろんレギュラークラス+若手2,3人先発って感じだろうけど
でもオシェイ中盤で出てもらいたい
ファギーがCLでユベやミランがやってるような、プレミアでリバプールや癌が採ってるような戦い方、と言ってたな
おのずと判断できるはずだ。決して消化試合なんかじゃない。勝ち点3を取れる試合でもある。監督、クラブ、選手が常にそういう気持ちを持ち続けることは大事な事だ。
>>44
アフォか!最低負けは許されんだろ。ここはOTだ。どんな状況であれだ。それなりに結果を出さなくてはいけない。そういうクラブなのだよ。
60MU-名無しさん?:03/03/12 12:34 ID:N0lqCTH6
新すれ乙>>1