私はこれからいろんなことをお話ししなくてはなりません。でもそれらを語りきるにはたぶん長い時間がかかるでしょう。
何年もかかるかもしれません。私はもっと前に、サポーターにすっかり正直に打ち明けてしまうべきだったのです。
でも残念なことに、私にはそうするだけの勇気がありませんでした。まだそんなにひどいことにはならないだろうと、
あてのない期待をしていたのです。そしてその結果このような悪夢が私たちにもたらされてしまいました。
すべては私の責任なのです。しかしいずれにしよもう時間はありません。
だから今ここでは、私はいちばん大事なことをまず公式に発表しようとおもいます。
「それは私が監督であるエクトル・クーペルを解任しなくてはならないということです。」
私はこれから彼の代理の監督として、ミランでスクデットを獲ったザックに電話をするつもりです。
私はチームの会長として、サポーターの代わりに監督に解任を言い渡すことができます。
私は昨日、いまのチームの状態と監督の限界をミランから教えられました。私はブレシアとの試合を見届け、
そのあとすぐに公式に解任発表をしてクーペルへ引導を渡すつもりです。詳しいことはなにも説明しません。
私はただ自分が正しいと思ったことをやっただけだと記者に言うでしょう。
私はたぶんその場でティフォージたちに非難されて、それから「お前が辞めろ」と言われることになるでしょう。
いろんな選手がチームについていろんなことを言うでしょう。クーペルの人格がどうのという話になるかもしれません。
しかし私は何もいわずただ次の監督にザッケローニを指名するでしょう。説明も弁護もしないつもりです。
私はただ単純にインテルという一つのチームを愛していただけなのです。それが唯一の真実です。
私は会長の座を追われるかもしれません。
でもそんなことは少しも怖くありません。私はなんといっても最高のインテルをもうすでに見ることができたのですから。
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614:03/11/07 18:55 ID:s11DQCEJ
あなたたちに誤解してほしくないことは、私はただ単に#17と打とうとしただけなのです。
できるかぎり文章の出処をはっきりさせておくことで、みなさんが文章を読みやすくなる手助けになればと、
そう思っただけなのです。そこには他意は全くありません。
どうか私のトリップは「#17」と読み換えてください。
私の匿名性を意味あるものにするためにも、これは必要なことなのです。
これ以上何かを書くことは私にはできません。さようなら。