◎チケスレOB会1 そろそろ同窓会の話をしよう◎

ソウルへ向かう機内では旅行者らしき日本人を結構みかけた。彼等もまた私と同じ勇者なのか？
私の隣に座っていた小太りの男と喋る機会があったが彼もＷ杯へいくそうで試合を結構楽しみに
しているようだった。ラウルが見たい〜とおっさんの癖に無邪気に語るその笑顔は私が韓国行き
への切符をもった日本人旅行者に対して思っていた印象と少し違った。


私のような６月に新聞報道がある前からＷＣＳをリロードしてきたインターネット中毒者と
新聞で知ってから参戦した一般人とは韓国に対する感情に微妙に温度差があるらしい。

そう、彼等は韓国への嫌悪感を特に抱いておらず普通に隣国が勝ち進んでいることを
喜んでいるのだ。私は決死隊の覚悟で乗りこんだ日本人のつもりだったが正直肩透かしを食らった。

２、３時間ほどでソウル空港へ着いたがさすがにＷ杯も終盤にさしかかりそれほど外国人旅行者の姿はみられなかった。
ただ2002 COREA/JAPANの旗が至るところに掲げてありああ、Ｗ杯をやっているんだな、という気分は味わえた。

スペイン対韓国戦はカンジュと呼ばれる韓国の南の地域で行われる。
私はまずソウル空港からカンジュへの中継地点となるソウル市内へ向かうバスに乗った。

空港からソウル内へ向かう途中の路ではこれまた至るところに2002 COREA/JAPANの旗が至るところ
に掲げてあった。ＷＣＳに参戦以来、生粋の２ちゃんねらーに染まってしまった私が心の中で
　韓国必死だな(藁　とほくそ笑んだのは言うまでもない。

午後７時頃、ソウル駅へ到着した。韓国は日本以上に日が高く午後７時でもまるで日本の夕方５時
ぐらいの明るさであった。決死隊として半ばヤケクソで韓国に乗りこんでいた私はもちろん宿など
とっていない。とりあえず今晩の宿を探さねばならない。

その前に腹ごしらえだ。私は南大門市場というソウルいや韓国内で最も有名な繁華街へ繰りだすことにした。

韓国のいいところは姿形では見分けがつかないため日本人が繁華街や観光地をどうどうと歩いてもむやみやたら
と声をかけられないところだ。私の乏しい海外旅行の経験では日本人とみれば怪しげな片言の日本語で物を売り
つけてくる商人の類がうざったい。

私は生粋の地元ッ子がごとく悠々と繁華街を闊歩しウインドーショッピングを楽しんだ。

韓国といえばやはりビビンバでしょう。私は石焼ビビンバのお店へいきメニューを見てイゴヂュセヨ
(これ下さい)と頼む。やがてビビンバと共にキムチが運ばれてきた。そこで驚いたのだが着け合わせのキムチが
なんと３種類もあるのだ、しかも山盛り。私はもったいないと思い全てたいらげたがそのせいで
少し気分が悪くなりキムチ食ってキムチ悪い、そのまんまやないかい！！などとくだらない洒落と
それに対するツッコミを思い浮かべてまたソウル駅周辺へ向かった。

ソウル駅の前では韓国のＴＶ局が大型モニターを設置しておりちょうどＷ杯の試合が放映されていた。
イングランドデンマークの再放送であった。韓国人の多くが再放送でありながらもこの試合に魅入っていた。

余談だが韓国では全試合放送はもちろん再放送がひっきりなしに行われておりこの点においては
日本は明らかに劣っていた。なぜ日本では全試合放送せんのだ、大人の事情ってやつかと思いながら
私は日本の融通のきかないＴＶ事情に異国韓国の地ではがゆい思いをした。

さて私はこんなところでのんびりＴＶ観戦してる場合じゃないじゃないか。

とりあえず宿をしかもできるだけ安い宿を探さなければならない。なにしろ失業中の身分、そんなに贅沢
はできない。私の所持金は\12,000バス代を\5,000として使える金額は後7,000円。
これで後２日過ごさなければならない。これが経済大国日本のなれの果てか。

私はその後、あてもなくホテルを探して歩いた。しかしだ。ソウル周辺には明らかに高そうなホテルしか
見当たらない。そこそこのホテルだと私の所持金では１泊すらできない。
しかしいかんせんハングル文字がさっぱりわからない私には看板が何屋さんなのかもわからない。


お湯のマークが安い旅館だと聞いていたが怪しげなネオンが浩々と輝くそれらは見るからにラヴホテルだ。
わざわざ韓国くんだりまで来てラヴホテルに野郎1人で泊まる屈辱を選ぶなら私は日本男児のはしくれ
として路上で寝ることを選ぶ、と決意しあてもなく歩いたが適当なホテルらしきものがなかなかみつからない。

仕方なく私は道ゆく韓国人の若者にホテルが近くにないか聞くことにした。

execuse me , I am looking for a reasonable hotel.Is there a hotel near the soul station ?

と大学２年の時に取得した英検２級の貧弱な英会話で尋ねた。
私の英語の発音が下手糞だったのだろう。JAPANESEがなんかいうとるわ、という感じなのだろうか？

若者は苦笑しまくっていたが流暢な英語でこの近くに２４時間営業のサウナがある。
そこに寝床もあるからそこにとまるといい。と教えてくれた。
その若者は丁寧に紙に簡単な地図を書いて場所まで書いてくれた。が、しかし英語で書いてくれたが
当然看板は韓国語だろう。これでは喩え近辺までいってもそれがサウナかどうかわからない。
韓国語に直して逐一看板を見ながら場所を探さなければならない。

その２４時間サウナの名前はsiloam sauna

アニョハセヨ(こんにちは)、カムサハムニダ(ありがとう)、イゴヂュセヨ(これください)
ウリナラマンセー(韓国万歳!!)程度の韓国語しか覚えていなかった私はまさにドラクエでいう
ひのきの棒と布の服しか装備していない状態。

持ってきたポケット韓国語会話で英語をハングル文字に必死で直してそのsiloam saunaを探す
ことにした。嗚呼しかし困ったことに私は極度の方向音痴なのだ。
しかも若者が丁寧に説明してくれたのだが私の英会話能力が低く完全には理解できていない。
しかも地図はお世辞にもわかりやすいとはいい難い。

とりあえずこの周辺であることは間違いない。ハングルを見ながらかたっぱしから探し周れば
なんとかなるだろうと考えた私はとりあえず歩きまわることにした。
しかしソウル駅の周辺は結構ゴミゴミし入り組んでおりその捜索は困難を極めた。


２時間ほどうろつきまわったであろうか？なにやら人気のない路地に出た。
昼間は路上で野菜やらなんやらを売っているのだろう。路上が猛烈にキムチ臭い。
おいおい大丈夫かよ、とその路地をさらに進むとますます人気がなくなってきた。


すると遠くに見える看板の頭文字がＳなことに気づく。私はその看板とさっき訳したハングル文字
を照らし合わせて見る。

Ｓ･･･Ｉ･･･Ｒ･･･Ｏ･･･Ａ･･･Ｍ････




ｷﾀ━━━━━━━（ﾟ∀ﾟ）━━━━━━━!!!

その時の私の心境を喩えるとするのならば新大陸を発見したコロンブスのそれとでも
いったらよいのであろうか。時計を見ると午前１時。へこたれかけていた私の心を
奮い興させるハングル文字。私は小走りに看板の出ているビルの方へと走っていった。

ビルの前は坂がきつく登っていくとボロい建物の前に守衛らしきおじさんが椅子に
座りながらうつらうつらしていた。しかしその建物は人気が全くなかった。

おいおい人気がねーじゃねーか。営業してんのか？？と思いとりあえず守衛のおじさんに

I would like to stay at your hotel. can I stay ?

と得意気になんちゃって英会話で尋ねるも全く通じている様子がない。韓国では英語が浸透している
のは若者だけのようらしい。

しかしなにをいいたいのかはなんとなくわかったようでクーという居眠りのジェスチャーを
してからおじさんは裏に建物があるからそっちの方へ周ってくれという風に指で支持をしてくれた。

siloam saunaは小綺麗な建物であった。中に入るとフロントというか番台らしきものがあり
英語でcan I stay?と尋ねるもこれまた英語が通じない。が、とりあえず泊まりたいという
意思は伝わったらしく札束を示してこれ１枚！！といっていたのでそれを支払って番号のついた
札をもらって中に入った。(ちなみに１泊、日本円で1000円)

中は普通の日本の簡易ホテルとほとんど同じタイプでまず靴を靴箱に入れフロントでもらった
札を受付へ渡して鍵をもらいロッカーに荷物をいれる。ロッカーにはＴシャツと単パンがあり
それに着替えた後はゴムのついた鍵を手首になつかしのミサンガがごとく落とさないように
してつけてサウナ内をいききするというシステムだ。

私は真っ先に大浴場に向かいソウル市内を歩き回って疲れきった心と体を癒した。

応接室ではワールドカップの再放送がやっており韓国の若者達がめいめいジュースを飲んだり
焼きそばを食べたりしながらくつろいで熱心に試合を見守っていた。

明日は早い。そう考えた私は彼等の横を足早に通りすぎ簡易ベットの部屋へ向かった。
簡易ベットは言い方は悪いがいわゆる強制収容所の施設のような感じで２段ベットがずらっと
並んでおり空いているベットに適当に入って寝る日本のカプセルホテルと似たような感じであった。

ただ異国なだけあって聞こえてくるのは韓国語だけなのでなにか海外サッカー留学で見知らぬ
国の人同士集まって寝るような私が今までに味わったことのない不思議な感じだった。
これも一種の異文化交流なのだろうか？

簡易ベットは1000円という値段だけあって下はマットがしかれているだけで上からタオルケットを
羽織って寝るという簡素なものだった。

ゴツゴツした布団の感触にいささか戸惑うものの疲れきっていた私はじきに深い眠りについた。

翌朝、異国の地で爽やかな朝の目覚めを迎えた私は試合が行われるカンジュ行きの高速バス
がでる高速バスターミナル駅に向かうためソウル駅へと急いだ。

ソウル駅から地下鉄で高速バスターミナルへ着くとそこは赤い軍団でいっぱいだった。
ＢＥ　ＴＨＥ　ＲＥＤＳ　ＴＶで見たイタリアを精神的に追い詰めた憎きあの赤い悪魔達だ。

テーハミングゥ！ダダンダダンダン！
テーハミングゥ！ダダンダダンダン！

生テーハミングや！！

超自然的ななんともいえない彼等の威圧感を感じながら私はカンジュ行きのバスへ乗りこんだ。

スタジアムへは思ったよりも距離があり４０分以上歩いただろうか、交通規制を行う警官や
パトカーの物々しい雰囲気と赤いＴシャツを着た老若男女が多く目につくようになりいよいよ
スタジアムに近づいていることが実感できた。


郷に入れば郷に従え、とりあえず韓国に来たのだからそれに合わせないとノリが悪い
というものだろう。私は露店商で例の赤いＴシャツを1000ウォン(日本円で100円)で購入した。
早速その場で赤いＴシャツに着替えた私は朝からなにも食っていなかったのでコンビニに
入ってジュースとサンドイッチを購入した。

食糧も調達し装備も整えた。いよいよ出陣。

私はスパイとして他国に侵入する秘密捜査官の心境であった。

が、しかし赤いＴシャツに身をまとってスタジアムの方向から逆流してくる人が多いのだ。
理由はチケットを持たない人達が試合前にスタジアムまで足を運んで雰囲気だけ味わって試合は
家でテレビでみるということだ。

私は日本戦は全くいってないのだがスタジアムに雰囲気だけ味わいにいく人も結構居るだろう。
しかしだ、その返ってくる数が尋常でないのだ。下手をするとスタジアムへ向かう人よりも
戻ってくる人の方多いぐらいなのだ。

レプリカを買う金がないので赤Ｔシャツで代用。チケットは買わずにスタジアムで雰囲気だけ
味わう。最小限の金で最大限のサービスを得る。恐るべし韓国。


韓国人はあまり物にこだわらない気質のようだ。
気分が味わえれば良いと。そういった感覚なのだろう。その点日本人の場合は多少高い金を出して
も物や品質に特にこだわる傾向がある。こんなとこにも両国の違いがみてとれた。

試合開始まであまり時間がない。私は赤い壁をかき分け少し歩を早めてスタジアムへ向かった。

当り一面真っ赤。これがワールドカップか。しかしいかんせん韓国色が強すぎるため
ワールドカップというより韓国のホームゲームという印象だ。


各国のサポーターがフェイスペインティングをしスタジアムの前で応援のデモンストレーションを
してみたり騒いだりそういう雰囲気を想像していたのだがスタジアムの周りはとにかくスペイン
サポーターの姿はほとんど見かけずたまに蒼いユニホームをまとった日本人をみかけるだけであった。

遠めに１１ＫＡＺＵの日本人サポーターを発見した時には私は思わず苦笑せざるを得なかった。
今さらカズかよ！！とさまーずの三村ばりのツッコミを脳内でしつつ初めて体験するワールドカップ
の雰囲気をしっかりと目と心に刻むことにした。

私の席は一番安いカテゴリー３、つまりは韓国サポーターのまっただ中だ。
スタジアムの中も外と同様どうやって集めたのかと思うほどまっかっかだった。
貴賓席には金大中まで出向いているらしい。まさに国家単位だ。
(まあ日本は壮行試合の段階から天ちゃんなども参戦していたわけだが)

両隣も韓国人らしい若いにーちゃんで試合開始前からノリノリでテーハーミングコール

郷に入れば郷に従え。

お調子者の私がこの若いにーちゃん達と一緒にテーハミングコールをしていたのはいうまでもない。

９８年フランスワールドカップ、決勝のフランスーブラジル戦はロナウドの不調もありやや消化不良
であったが決勝トーナメントはブラジルーオランダ、アルゼンチンーイングランドなど他にも名試合
が多くありぼんやりと次回は日本で開催されるから１試合ぐらいは見たいなと思っていた。


確かにその夢は実現したのだが４年前、私はまさか韓国で韓国戦をテーハミングコールしながら
見ているとは夢にも思わなかった。いや６月の開幕直後でもそこまでは思っていなかった。


ただ韓国の応援はイタリア戦のような相手を萎縮させるほどの強烈なパワーはなくどちらかと
いうとやや迫力不足であるように感じた。韓国の躍進により一般人の観衆が多いからであろうか。
どちらかというとおとなしめであった。

午後１５：３０ホイッスルが鳴り試合開始となった。


さすがにスペイン代表は試合後者であった。ホームタウンディシジョンを考え
極力フィジカルコンタクトを避けパスワークを多様していた。
それでも韓国は猛烈にチャージをしかけ序盤はあまりパスの繋がっていなかった
スペインだが次第にそれにもなれパスが繋がるようになる。

韓国がボールを持って攻めあがると大歓声が沸きあがるのだがこの試合、そういう
場面はほとんどなかった。それほど圧倒的にスペインがボールを支配していたのだ。


議論を呼んだスペイン戦の試合内容については衆知の事実なのでここで逐一書かない。

私はスタジアムの雰囲気としてはイタリアほどの圧倒的なコリアンパワーは感じなかったと書いた。

しかしスペイン代表としてはこのスタジアムのナイフや銃器のような類とは異なるじわじわと細菌
のように忍び寄る粘着的なパワーはやりにくかったように思う。

私はソウルまで戻って昨日と同じ宿にとまるつもりだったのでソウル行きのバス
に乗らなければならない。最終便が何時なのかよくわからないがせいぜい８時
ぐらいまでだろう、そこで延長にはいってスペインが一方的に攻撃をしかけている
時はスペインはよきめてくれとずっと思っていたがなかなか決着がつかない。

試合が終わった直後ではバスが込むのはわかっている。そうなるとソウルまで戻れるか
わからない。ここでもしソウルに今日中に戻れずまた宿を探して歩き回るのはごめんだ。

そう考え０−０でＰＫ戦になった時はその場ですぐスタジアムをでようかとも考えたがここまで来て
試合の結果を見届けないのも馬鹿馬鹿しい。とりあえず私はゴミを整理しリュックを背負って
試合終了後すぐ帰れる準備をした。ＰＫはスペインの４人目がはずし最後のキッカーであるミ
ョンボ兄さんの出番になった時に席を立って階段を降りようとした時



オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


物凄い歓声がスタジアムにこだました。

そう、ミョンボ兄さんが見事に５本目のＰＫを決めたのだ。

スタジアムはまさに揺れんばかりであった。

私の周りの観客は興奮して通路の中にはいって立ち上がり私はスタジアムの階段を降りるために
無理矢理コリアン達を押しのけて階段の下へ降りていった。コリアン達はあまりの喜び様に
私が通っているのもほとんど目に入っていないようで激しくぶつかられながらも私はなんとか
スタジアムの出口に辿り着き外に出た。

スタジアムの外へ出るとボランティアの人や警官の人がずらっと並んでおりパチパチと大きな
拍手をしていた。そう、彼等は結果を知っているのだ。私の横からいきなりボランティアの
女のコが走ってきてハイタッチを求めたので思わずバチンをやってしまったがとにかく韓国の
スタジアムの外は私がいまだかつて感じたことのないお祭り騒ぎであった。

スタジアムのある公園を抜けて高速バスターミナル直行のシャトルバスに乗りこんだ私は
窓の外からとんでもない光景を見た。


向いのマンションにすんでいる住人全員がわざわざベランダまで出てきてその全員が韓国の
国旗を翳してガッツポーズしているのだ。それも１００棟はあろうかというマンションだ。

そしてバスの反対斜線をクラクションを派手に鳴らしながら窓をあけて韓国の国旗を掲げて
走る若者が運転する車が何台もバスの横を通りぬけていった。



ＮＨＫのワールドカップ関連のニュースなどでアナウンサーがそれでは勝利に沸く○○国から
中継でその喜びの様子をお届けします等といって国民が狂気乱舞する様子が流れる。

しかし私にとってそれらは異世界で起こっているようなものでブラウン管の中だけの世界のものであった。
例えば戦争でドンパチやっている国の映像が流れても所詮は他人事、遠い国でやっているものだという感覚に近い。

遠い世界だと思っていた光景が今私の眼前で起こっている。これは夢なのか？現実なのか？
それを疑ってしまうほどに私が今までに体験したことのないような光景であったのだ。

ワールドカップのサッカーとしてはスペイン韓国戦は物足りないものであった。

もし今回のチケスレで勝ち負けをつけるとするならば韓国戦のチケットをはからずも
手に入れわざわざ韓国まで足を運ぶこととなった私は負け組みかもしれない。


しかしワールドカップはナショナリズムの発露であるとか国と国との戦争といわれる
ことは決して大げさではないのだということをその最高潮の場面で感じることが
できたのは私がこれから生きていく中でもあまりできない経験であったように思う。

たった２泊３日という訪問であったが普通に旅行しているだけでは味わえない「ほんまもんの韓国」
をたらふくご馳走になることができた。(最ももう一度食いたいとは思わないが(苦笑))

ワールドカップの受け止め方は千差万別、お国柄であって様々かもしれないがその影響力は
その国に甚大なパワーをもたらす。

ワールドカップがなぜこうも人を熱狂させるのか？戦争すらひき起こさせてしまうのか？
その理由の一端がほんの少しだが今回の韓国訪問で垣間見えたような気がした。

今回他国での狂騒を客観的に経験し本当のその国の本質のようなものを感じれたような
気がした私はドイツＷ杯でも同じ体験をしたいという欲求が非常に強くなった。

ドイツＷ杯ではサッカーとしてもナショナリズムの発露としてもワールドカップを
楽しみたい。特に今回はサッカーという面においてワールドカップを楽しむことができなかった
のでドイツで是非それを実現したいという欲求が強くなった。


２００６年ドイツ、その時までに軍資金を貯めなければと私は４年後のドイツに向けた
観戦計画の青写真を頭に描きながら帰国の途についた。

２００２年ー８月


ワールドカップの名残もそこそこにＪリーグは再開されワールドカップで活躍した選手も
そうでない選手もリーグ戦というサッカーの日常を戦っている。

人々もＷ杯のことなどすっかり忘れたように日々の生活を送っている。

あれだけ居たサッカーファンはどこへいったのだろう？

単なるにわかファンだったのかそれとも２００６年に備えて力を蓄えているのだろうか？

日本経済は相変わらずだ。小泉改革とは名ばかりで依然として道路族、郵政省の反対などで
構造改革は遅々として進まず失業率も依然として改善の兆しはない。企業の景況感も落ちこむ一方だ。

２５歳〜３５歳までの本来ならば働き盛りの労働の中核を担うべき年代の失業率が最も
高くこのままではその皺寄せが将来の年金にまで影響を及ぼすそうだ。

ワールドカップといういい夢を見せてもらった後だけにその後に待っている現実は私達にとって
あまりにも辛いものだ。


しかし私は希望を捨てていない。単なるクラブや国内の代表のテストマッチでは得られない
ワールドカップが引き起こす国家単位の物凄いパワーをもう一度体験したい。
私はドイツＷ杯という希望を胸に日々を生きていきたいと思う。


次の仕事はまだ決まっていない。


【了】

ULTRA SEOULってかんじっすね。

>>651
なんか、たんなるにわかファンの感想文という感じを受けたよ。
だけど、２ちゃんにいて赤Tシャツを着るのは気が知れない。
スペインユニで応援してきたというなら拍手ものだったのだが。

>>653
652だけど>>625-651に書かれてるこのULTRA SEOULな190長文なんかマトモに読んでいません。はい。
やっぱDQN丸出し内容ですか？誰か要約してくれ。

すまんが俺も「周囲に流されて赤着たにわかさん」という感じをぬぐい
きれない。にわかさんが悪いと言っているわけじゃないけど、延々書き
込む内容かどうかは、文字通りいかがなものかと思う。
ＷＣＳで入手したＷ杯の試合に強い印象を受けて、この次ドイツもと考
えたことはＯＢ会に即しているけれど。

でも日本人がスペインユニ来て試合見たら大変なことになりそう…
けどそこまでの長文は自分のHPか何かに書くべきではないかい

そもそもOB会スレなので、6月までのチケスレに参加していたのだろうか？

>>657
それを判別する内容が書かれているのかもしれないけど、数レスにも渡る長文読むのもぅざいんで
それもわかりにくいよね。

まー、ちっとあれだよね・・・・・。

http://cgi.members.interq.or.jp/virgo/izumino/cgi-bin/imgboard/img-box/img20020830195034.gif
お前らに懐かしの画像プレゼント

>>659
ｻﾝｸｽ。な・つ・か・す・ぃ・ーよ
延々と続く長文よりなりよりも、やっぱこういうヤツだよね。このスレ的には。

トヨナ勝ちＴも今となってはいい思い出。

フリューゲルスのゾーンプレスはエドゥーの影響が、ってナンバーでみたけど
それほどの選手なのか？エドゥーって

＞＞続もうひと、、、杯
サッカー以外の記述は余分だね。
俺の連れはイタリアTST-F5を購入して、
伊韓戦はレッドデビルのど真ん中でアズーリのユニ着て当然アズーリを
応援してたゾ。
そして君と同じス韓戦はさすがに生テーハミングコールに嫌気が指し
そのチケを転売しにスタジアム前まで行って転売して来た。
まーWCはひとそれぞれ。

>>661
結局二番目のパスワードってなんだったの？

>>659 あいがと
漏れも思いで画像をプレゼント。
http://cgi.members.interq.or.jp/virgo/izumino/cgi-bin/imgboard/img-box/img20020831115208.jpg

>>664 ｼﾞﾌﾞﾝﾃﾞｶﾝｶﾞｴﾛ

>>665
ﾜﾗﾀ。
その絵を売りますの他にも金のエンゼルのおまけにチケつけます
とか双眼鏡とか連想ゲームみたいのが続出してたなあ　　　ヤフオク

>>665
あの名画だ（ｗ

これも削除されちゃたんだよね、たしか。
トヨナ勝ちＴも良かったが、真性銀行の天然っぷりのほうがお気に入り（w

＞真性銀行の天然っぷりのほうがお気に入り（w
あったあった（ｗ
あれってなんで真性銀行ってバレたんだっけ？？

>>669
だまされてIPさらしちゃったんだよ

>>670
あーフシアナだっけ？原因は忘れたけど真性銀行祭りがあったのは覚えてる（ｗ

＞真性銀行
烈しくﾅﾂｶｽｨ（ｗ

奴は、今ごろどうしてるんだろうね

その次のスレタイ候補に
「真性銀行、大安商事（だったっけ？）に不正融資」
とかいうのがあって、俺は激ツボだったんだけど
採用されなかったんだよな、確か。

>>664
第二パスは確か「としや」だったかな？
ひらがなかカタカナだったような気が…

>>673
大安商事も懐かしいね。今どんなことになってんだろ、このインチキ会社。

>>659>>665
俺も未だに2つともキープしてるよ。

真性銀行か懐かしいね、今や貸し剥しだもんな。

>>674
俺、第二パスずっとローマ字で打ってたもんな、やられたよ。