カメルーン黒魔術にレッドカード アフリカ・ネーションズ杯準決勝
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/wc2002/feb/o20020208_30.htm アフリカ・ネーションズ杯の準決勝、カメルーン―マリ戦の試合前になんと“黒魔術騒動”が起きた。
カメルーン代表のヌコノGKコーチが対戦相手のマリに呪(のろ)いをかけようとして、
試合前のグラウンドで警察官に緊急逮捕されてしまったのだ。
ヌコノ・コーチは釈放されたが、前代未聞の大事件に、当地は大騒ぎとなった。
90分前の“大捕物”だった。カメルーン代表が芝の感触を確かめるためにグラウンドに入ってきた瞬間、10人の警察官がピッチに乱入。
カメルーン代表のヌコノGKコーチを押し倒しピッチの外に引きずり出し、逮捕してしまった。
「いったい何が起こったんだ」大観衆はあっけに取られ、カメルーン代表のシェーファー監督もあ然としていた。
そして1人の警官がピッチに置かれた“ある物体”を拾ってピッチから姿を消した時、だれもが事の顛末(てんまつ)を理解できた。
関係者の話を総合するとヌコノ・コーチが対戦相手のマリに呪いをかけるために“ある物体”を置いたのだという。
それを目撃した警官が一斉にピッチに飛び出していった。