23 :
1:02/02/10 00:57 ID:1lkuE8Y0
「なあ、シンジ、あいつ戻ってくるか…?」
メディアに酷評されたヒデがつぶやく。ロシア戦前半
カウンターを食らったパスミス、累積、トルシエに
暴言、読売記者に対する暴行、ヒデの蒼白さは尋常では
なかった。
「本やん、大丈夫っすよ。結構タフだし。監督も使わない
わけがない…だって5得点ですよ、漫画みたいじゃないっ
すか。ブラジル相手にサントス、シュンスケが駄目な以上、
切り崩せるのはアイツだけですから…」
左顔面を被う包帯が痛々しい小野…復活を望むのは彼だけ
ではない…のら。
24 :
:02/02/10 01:01 ID:???
小野…いったいどんなケガを…
と、つい続きを楽しみにしてしまっている自分(w
25 :
1:02/02/10 01:11 ID:1lkuE8Y0
「ええ、本当です…息子は抜糸もしないで…」
母親の右手には練習用の室内シューズが握り締
められていた。鮮血に滲む左足のアウトサイド。
そして、母親の左手にはきのこの山お徳用…。
「彼のジョウタイがシリターイのデス。監督も
ヤッキにナってマース。オカアサン、モトヤマ
センシュ…ムスコサンは…?」
通訳として此処にいる筈ではない彼の焦りは本物
だった。代表の練習場から近いわけではない。
その時、一台のBMWが止まった。
「やはり此処か…」
26 :
:02/02/10 01:14 ID:???
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lO|o―o|O゜.|二二二 |.|都立松沢病院 .| .. lO|o―o|O゜|======||===府中刑務所===|
| ∈口∋ ̄_l__l⌒l_|_____|_l⌒l__..|| ≡)) . |∈口∋ ̄_l__l⌒l_|____|___l⌒l__|≡≡))
 ̄ ̄`ー' ̄ `ー' `ー' `ー'  ̄ ̄`ー' ̄ `ー' `ー' `ー'
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ノ´⌒`ヽ三三三三三三三i三.ノ´⌒`ヽ、 ―――――――、 \ 〜〜
[二ノ´金`ヽ二]二二二二二二i仁ノ´劵`ヽニフ /.. ̄ ̄ ̄//. ̄ ̄| ||_____\〜
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/∧∧ //∧ ||L匳匳||卅||匳匯||匳|| ..[/____(゚_//[ ].゚Д゚,,) || 清掃局 | |
/_(゚д゚_//_゚Д゚,,)| |丗卅丗卅丗卅丗卅丗 ||_ _|_| ̄ ̄..∪|.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
_,,,.-―''''"_,,,.-―''''"|コ ̄ ∪i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄| lO|――|O゜.|____.|.||-――――┴―|
i゙(}[王i王]I()0コ ―― |―――=|――多磨霊園――――〕 |_∈口∋ ̄_l__l⌒l |____l⌒lソ ≡))
|_∈口∋ ̄_l_l⌒l ノ ノ ___l⌒l_ソ≡)) .`ー' ̄ `ー' ̄ `ー' `ー'
 ̄ ̄`ー' ̄ `ー' ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄`ー' `ー'
27 :
1:02/02/10 01:16 ID:1lkuE8Y0
今日言ってきた野良〜ははは。
28 :
:02/02/10 01:19 ID:???
モ ト ヤ マ っ て キ ノ コ だ よ ね 。
29 :
:02/02/10 01:22 ID:???
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/' つ 糸冬 了 │
〜′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
゛゛'゛'゛
30 :
1:02/02/10 02:12 ID:1lkuE8Y0
「お、俺のセービング云々じゃない、宮のコーチングが…」
それ以上嘆願の表情さえ続かなかった。鮮血が顔面右半分を
覆い、それでも殴打は止まなかった。捲くし立てるフランス語は
意味を解さず、ただその鮮血が背番号1の上部数センチにまで
行き渡っているのは選手全員がはっきり判った。
「ミナサ−ン、ジシンをモチナサーイ…」何の説得力も状況打開
もなかった。ただ、その片言だけが響き渡る。
「なんだよ、同点に追いつかれただけじやねーか、俺のユーべ
行きはどうなっちまうんだ、スズキ外して俺が…」
前半スズキのノートラップボレーを高原が押し込み、日本は
先制、場内は歓声に沸いた。しかし、その時の紙ふぶきの一片
が服部の転倒を誘う事となる。一気に攻め込まれ、同点となった。
柳沢にとっては第一戦から外され、鈴木の活躍は苦々しい。ぐっ
たりとする川口の事など視野になかった。
「ファイブバックノ…」通訳の後半指示が始まったとき、違う
方向に選手の視線が走る。中田はタオルを落とし、サントスは
松葉杖を壁に投げ出した。中村は椅子を蹴り、小野はその包帯を
思わず引きちぎった…ボクサーのように腫れ上がるその顔面には、
思わず笑みがこぼれる。
「き、来て…くれたのか…なあ、おい…マジかよ…」
きのこの山を頬張る彼の左足は通常のテーピングと、
見慣れぬスカイブルーのサポーターが在った…
…のら。
31 :
_:02/02/10 02:18 ID:???
コノスレワロタのら
32 :
:02/02/10 02:38 ID:???
名スレの予感・・・
なんで本山のスレの題名は『モトヤマ』とカタカナなんですか。
34 :
重複スレ:02/02/10 02:43 ID:???
35 :
:02/02/10 02:44 ID:???
のら〜じゃねえ!このデブヲタが!
36 :
:02/02/10 03:36 ID:???
もうちょっと泳がせとけばよかったのに。
2chも変わったね。
37 :
:02/02/10 08:10 ID:B0f8hp/N
なんだこの名スレは!!
38 :
:02/02/10 08:17 ID:???
いいもの見つけた(w
39 :
:02/02/10 08:36 ID:???
フリーポジションモトヤマ
40 :
_:02/02/10 09:51 ID:???
つまらん煽りスレだな。
1を激励age
『モトヤマ、左から中央に切り込んで!!』=お願い
『モトヤマ、左から中央に切り込んで…』=説明
スレタイどっちの意味?>>1
それとも全く違う意味?
γ___
/ \
/. \
./. |
│ | アハハ
|.|| | || 川━||川
| | 川 川ノノ =・=川 < あれ〜知らないうちにこんなスレ立ってる!
'';人川ノ .. :ソ
'''川、 ノ
'|\ ▽ /
/\  ̄ ̄|\
γ___
/ \
/. \
./. |
│ |
|.|| | ||━川ノノ━川
| | 川 | | |ゞ
ハ人川ノ .. |ゝ < 44ゲット!
'''川、 .::::::::::::::::::::ノ
'|\:::::▽::/
ノ\  ̄ ̄ |\ イエー
45 :
1:02/02/11 03:14 ID:NanlGMaa
「スベテハ ワガチームヘノ イセキノタメ…」
見慣れぬスカイブルーのサポーターは本山の左足
全体を被っていた。繊維の表面からして国内製ではない。
対ショック用素材よりもしなやかに関節を覆い、ゴムの
ように伸縮する素材は既成の素材ではなかった。
本山の後方には見慣れぬ西洋人が三人、大きなトランクを
抱えるものもいた。
「お前…大丈夫なのかぁ?足首…それに膝…」小野が、そして
中村が駆け寄る。中田は少し離れて、川口はタオルで顔の流血
を拭きながら、高原はアンダーシャツを取り替えつつ駆け寄った。
鈴木はその雰囲気には我関せず、柳沢を睨み付けながら毒づいた。
「アンタの出番はねェーよ…セ・ン・パ・イ?フッ、声も出ねえ
かぁ…?カシマのファンはあんたの事なんて見てねえよ?高原
と俺に釘付けさァ、だってアンタ…」そこで毒づきは途絶える。
廊下から聞こえる歓声と、トルシエとコーチの喚き。その合間を
縫って、奇声とも悲鳴ともつかぬ怒号が響き渡った。
「う、うぎゃあああっっ…」鈴木の右足首はあらぬ方向を向き、
控え室は凍りついた。本山の周囲にその空気が届くには数秒
を要した…。
「うん、きのこの山がさあ、サティで売ってなくってねえ、
それで母さんに北海道限定の…そうそう、イチゴのさあ…」
46 :
:02/02/11 03:16 ID:???
------------------------------------------ここまで読んだ------------------------------------------
47 :
1:02/02/11 03:41 ID:NanlGMaa
W杯会場周辺では殺人事件、暴行等はそれ程珍しくも
ないが、日韓本大会でも数度現実となり、会場周辺には
警察・自衛隊・救急隊の配備は充実していた。サイレンを
鳴らしての走行も珍しくはなかったが、会場を出る警察隊と
救急隊に日本代表選手が2人も同乗しているとは、会場周辺
の人間には思いもよらなかった。
しかし、ハーフタイム終了間際、その事件を包み隠すことは
不可能に近かった。同点に追いつかれメディアは殺到してい
たし、各選手のサポートだけでも人間の数はかなりのもの…
しかし、トルシエは飄々としていた。猿如きの喧嘩など、我に
関係無しと言わんばかりの表情であった。前代未聞のハーフタ
イム暴行事件は、試合後、その全貌を現すことはなかったが、
トルシエ解任の布石になったことだけは確かだった。
しかし、ここでまたも控え室は凍りつく。
「5トップ デ イキマース…」
コーチが、選手が、マネージャーが、静止せざるを得ない。
これはサッカーの試合である。11人で行うスポーツだ。
「オッサン、とうとうキレたかぁ?」稲本はせせら笑った。
「ふざけんなよ、アメフトでもやんのかぁ?」と、宮。
「お、俺もトップやれんのかな?」同点弾を許す起点となっ
た服部は気弱につぶやく。
しかし…この選択が、サッカー界の世界地図を塗り替える
世紀の決断となるのである…
48 :
ん:02/02/11 04:35 ID:9S8Kfmw2
続き対あげ
49 :
:02/02/11 04:43 ID:???
おっ! 姫祭りですか?
ゴキブリのような森嶋よりは萌えられます。
50 :
:02/02/11 04:47 ID:???
妄想基地外は自分達の巣に帰ってね。
51 :
:02/02/12 00:55 ID:???
無粋なことを言うな
1よがんばれage
52 :
1:02/02/12 01:02 ID:N0uRm8Ps
後半開始直前、場内は異様な歓声に包まれる。
センターライン上に一直線、選手が五人も並んで
いる…後方MFに2人。ディフェンスは極端過ぎる
ほどゴール前との距離があった。
左に本山、小野、中央に中村、右に中田、高原。
しかもその間隔は数メートルもない。数十センチも
無いほど五人は接近している。
「監督の…言う通りにするしかねえだろ…、チッ…」
中田は既に本大会で背反を繰り返し、トルシエの傀儡と
化していた。表情は硬いが、その真剣さはかつて無い程で
あった。パルマからトルシエと共にフランス行きを決めて
いたこともあり、此処で問題を起こすわけにもいかない。
「俺が真ん中…でもトップ下でない最前線の真ん中…俺
こんなの小学生以来だよ、漫画だなあ…これ。翼くんだな。」
「シュンスケぇ…おもしれえジャン、こんなのもさ。」
「もぐもぐ…んぐッッ、んだねー、たのしーねー、んぐんぐ…」
控え室からきのこの山限定仕様「いちごきのこの園」を三箱抱え、
本山はフィールドに立つ。舌なめずりしながら、その視線はブラ
ジルの守護神に向けられていた。
「んぐ、あいつかあ♪でっかいけど鈍そうだね♪」
緊張感の無いこの日本人のために、カナリア軍団は
窮地に立たされる事になる。二桁得点による敗北、
しかも予選突破後の試合で、である…。
この試合後、ブラジルがW杯に復帰するまで、数十年
を要する程、ショックは強烈なものとなる。当然、彼
への畏敬の念と、悪夢と、そして憎悪…「モトヤマ」の
名は両国にとって複雑なものとなるのだが…。
53 :
:02/02/12 02:01 ID:???
鈴木が柳沢の先輩だぞ・・・本山以外の奴だとチームメイトの
ことすらろくに調べないで書くのかよ
54 :
:02/02/12 02:03 ID:???
>>52ラ・マキナの真似ですか?ディステファノは?
55 :
:02/02/12 02:03 ID:???
1のオナニースレ
つまんない。せめて笑わせてよ。
57 :
:02/02/12 02:15 ID:???
いや、鈴木は(代表での)先輩は柳沢と言いたかったのだきっと
58 :
:02/02/12 04:23 ID:???
59 :
.:02/02/12 23:27 ID:???
鈴木は左利きなんですが、右足首がどうかしました?
60 :
1:02/02/13 03:57 ID:evz92NlX
「…稲本ヘッドォッ…!!っっ…決まったァ!」
駆け寄る中村、高原。包帯とヘッドサポーターの
ズレを直しつつ、小野も笑う。これで王者ブラジル
の勢いは完全に終焉か、と思われた。
ファイブトップは事実、最初の陣形ではその様に見
えたのだが…実際は中田・中村・小野が細かく陣形を
入れ替え、ポストプレイとの使い分けでブラジルを
完全に翻弄していた。しかし、本山の鋭い本陣切り込
みをキッカケに、五人どころか七人前後が前後数メー
トルの幅で攻め上げる陣形をとった。
中田が後方、或いは小野がサイドから、本山のドリブ
ルインをサポートする。ワンツー、或いはワンツー、ス
リーでエリア内に切れ込む本山の姿は何度もあった。
「ホイっ!ホイホイ!それ!シンチャン!」
「きぃ〜のこぉ〜のやま〜は…ヒデ兄貴ィ!」
本山は笑っていた。その切り込みは笑えば笑うほど
精度を増し、ブラジルDは強引に引き倒すことすら
不可能であった。そう、触る事が出来ないのである。
ドリブルのスピードアップ・ダウンに例え反応出来
ても、その加速には格段の差があり…特にきのこの
山のリズムが刻まれると、そのトップスピードは脅
威的なものとなり…その姿は陽炎の如く駆け抜けた。
事実、彼の四点目のゴールは、ボールより彼自身の
方が先にネットを揺らしていたのである…
「あったよーん…アポロちょこ♪」
のらららら…
61 :
1:02/02/13 04:42 ID:evz92NlX
川口にとって、小野に対する言葉かけはいつもより
優しくなっていたかもしれない。小野の頭部傷は川口の
コーチングミスによる相手Dとの接触からであった。
「大丈夫か…シンジ…これだけの大差だ、もういいだろ…」
後半27分。既に得点は8を計上する驚異的なものとなって
いた。稲本は完全にダレてしまい、ブラジルFの頭をなでて
大笑い…中田は1得点のみで憮然としていたが、他は稲本と
大差なかった。中村は風邪を騙し騙しプレイしつつ、既に城
と交代、高原も交代しようかな、とベンチをチラチラ見てい
た。あとは小野と本山の状態が気になるところだが、不思議と
本山の足の状態は一向に酷くなることは無かった。その左足
全体を被うブルーのサポーターのおかげだろうか…。
しかし小野の状態は少なくとも良好ではない。累積から多少
休めた日数もあったが、相手Dとの接触・脳震盪は今も影響
が深く、反応が一歩遅れる。
「いや、こんな楽しいのはめったにないし…本やンとやって
て充実してますよ…ホラ、本やん10番つけて準優勝した
でしょ、あの時を思いだしちゃって…俺決勝出れなかった
し…何より今回は年齢制限無し、本当の世界一決定戦…
だから…死んでもやらなきゃ…」
フラつく小野の姿を見て、トルシエは動揺し、選手も
同じく心配した。プレイひとつひとつにサポートを加え
たのだが…そんな状況に鋭いブラジル陣営の視線が光る。
もう勝利は望めない。しかし、何点でもいい、ジャパン
のゴールに叩き込むには…
ふらつく小野が狙われたのは言うまでも…なかった。
62 :
:02/02/15 10:18 ID:???
なんだ、もう終いか?1よ。
けっこう楽しみにしてたのによ。
漏れも大して面白くは無いが、これから面白くなるのかと期待しとったよ1。
64 :
:02/02/16 00:42 ID:???
妄想
65 :
:02/02/26 16:32 ID:???
本山がんがれ
66 :
1さんへ:02/02/26 16:40 ID:???
ひっそりと応援してます。
頑張ってください。
67 :
_:02/03/01 16:11 ID:???
age
68 :
:02/03/01 16:13 ID:???
板違い キモイ下げ
69 :
_:02/03/01 20:43 ID:???
晒しあげ
▲▲
(●ω●) <糞スレ
⊂ 10 ⊃
∪∪
71 :
:02/03/02 06:47 ID:???
1は鈴木の事嫌いなんだろうな…
72 :
:
名スレハケーン