2002年に共催になった経緯をかくと…
【まず、各勢力の思惑から】
1、FIFA会長で独裁者といわれたアベランジュが2002年にはアジアでW杯を開催したいと発言。
常識的に考えて、アジアでW杯開催能力があるのが日本だけ
(W杯で開催能力があるのは日米欧などの経済大国や南米でサッカーが全てという国のみ)。
2、アベランジュとしては、日本でのW杯開催でアジアでのサッカー発展+
日本のスポンサー獲得で自分の権力をさらに強化しようと画策。
3、日本としてもW杯の誘致でプロリーグ発足と代表強化を目指す。
ここで、アベランジュと日本の思惑一致。日本にW杯が決まりかける。
3、ここで、韓国がいつものごとく「日本が立候補するなら」という日本への対抗心と、
ちょん・もんじゅんの政治的野心だけで立候補(韓国には単独での開催能力はない)
4、アベランジュの権力拡大を苦々しく思っていたUEFAが反アベランジュで結束して韓国を支援。
レポートでは、「日本と韓国の開催能力は互角」など、
世界中で誰一人信じていないレポートを無理やり提出。
5、ただ、UEFAもスポンサー獲得の観点からは日本をおとすわけにはいかないし、
韓国に開催力があるなんて思ってない。要は、アベランジュの権力削減だけが
目的なわけなのだから、日本単独開催だけ阻止すればよく、だったらアジアだったら
共催させてもいいだろう、ということで共催を軸に調整。
【で、次に票読みから開催決定で】
5、欧州はアフリカから選手を受け入れていることで、アフリカとの関係強化で
アベランジュ側だと思われていたアフリカ票も確保。
6、アベランジュを信じきっていた日本は、韓国支持票が欧州、
アジアの票に加え、アフリカの票までいくと知って負けそうだと判断。
7、仕方なく、日本は共催を受け入れる。
ところが、後にUEFAなどは日本を落としたい思っておらず、
単独開催なら韓国支持という票はほとんどないことが判明。
開催能力からいって、共催受け入れ拒否なら日本になっていたことが確実だとわかる。
8、サッカー協会は自分たちの無能さを指摘されるのが嫌だから、
「共催の精神」がどうのこうのいって、共催になってよかったとアピール。
9、開催自治会からは試合数が半分になって採算がとれないと大ブーイング。
開催能力が疑問視されていた韓国は案の条、自前では建設費が出せないので
「共催の精神」をたてにとり日本からスタジアム建設費を借金。
というような経緯です。
ちなみに、W杯共催が決まったことでアベランジュは事実上失脚。
アベランジュを失脚させ、CLやUEFA杯などで資金力を蓄えたUEFAが
サッカー界を支配するようになった・というのがその後の経緯です。