ようやく、しおらしくなってきた韓国サッカー203

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販売に極端なばらつき 韓国W杯入場券
 


 サッカーの2002年ワールドカップ(W杯)の韓国国内販売分入場券
の販売は、昨年12月の組み合わせ抽選会後、売り上げを伸ばし、総販
売枚数の67%(8日現在)に達しているが、試合によって極端なばらつ
きが出ている。

 開幕戦、準決勝(ともにソウル)地元韓国、初出場の中国の1次リーグ
3試合などは人気が集中し、完売となる一方、1次リーグB組のスロベ
ニア−パラグアイ(西帰浦)は、わずか8%と格差が広がっている。この
ほか、3位決定戦、1次リーグA組のデンマーク−セネガル、同B組の南
アフリカ−スロベニアなども20%前後の不振となっている。

 韓国組織委員会(KOWOC)では「会場での当日販売まで考えれば、
十分にすべて販売可能」としているが、韓国内の報道によると販売不振
の自治体では「1家族1試合以上観戦運動」や、地元に出場国の応援
団を組織するなど販促活動に頭を痛めている。

 その一方、中国戦への人気は入場券完売後も過熱する一方。チケット
転売は基本的に禁止されているにもかかわらず、価格高騰を見越した
ブローカーの思惑買いのうわさも広がっている。(ソウル共同)