>>592 これは3バックの弱点であるサイド攻撃に対処する戦術です。
相手の攻撃態勢(左or右寄り)や自軍のサイドハーフのタイプに応じて
片方のサイドハーフを守備的に置き、4バック気味にします。
実力差がありすぎ、両サイドとも使われると5バックとなり超守備的布陣
となってしまいます。
今回は明らかにイタリアが左サイドから攻めあがってきたため
鳩がその役目を担いました(戦前から予想されてはいた)。
もし逆の場合でもセネガル戦で行った鳩と斧のサイドを変えること
により同じことが行えたはずです。
この鳩&斧というのはこの戦術の非常に適していると思います。
理由は
1.先にも挙げた通り、二人とも左右両方こなせる為、サイドを変えることにより
左or右寄り両方の戦術に対処可能。
2.鳩を守備的に置くことで逆サイドの斧がある程度攻撃重視の体制を取れ
攻撃の起点となりえる。
3.鳩の運動量及びスピードにより、状況に応じては鳩サイドの攻撃も期待できる。
今回のイタリア戦ではこれらの良い点が出ていたのでは。
鳩不要論を力説している方々はどういった理由での発言なのだろう。
広山や市川の攻撃力は認めるがそれだけで鳩不要論とはならないのでは。
彼らを使うなら逆サイドの斧を捨てて服部を入れることになるのかな?
チームはバランスが大切です。
このチームはバランスが大切という自分の言葉を受けての反省です。
私はずっと福西&稲本のダブルボランチを希望しておりました。二人の
攻撃力を期待し、片方が攻撃の時は片方が守備またその逆も可能と
いった都合のいい考え方を持っていたのですが、稲本&戸田のように
攻撃的ボラントと守備的ボランチと分担をはっきり分けたほうが良いのでは?
という考えに変わりつつあります。と言って福西が不要と言っている
わけではなく、稲本のサブとしてぜひ徴集してもらいたい。
トルちゃん頼むわ!!