思い出に残る食事 2

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202もぐもぐ名無しさん
親父の作るシーフードカレー。
材料を全部細かく切って、中華鍋で炒めて作るカレーは
どんなに記憶を絞っても再現できない。

毎朝毎晩仕事の合間においしいご飯作ってくれていた。
進学して家を出たら、そのまま永久に親父のご飯が
食べられなくなった。
5年以上たった今でも、時々弟と「あのカレー食べたいね」と
話すことがある。

あの頃は分からなかったけど、祖母と分裂症の母と子供を抱えて
勤めと家業を果たしながら食事作るのは大変だったんだな。
同じ立場になってやっと少し分かった気がする。
親父の作ったカレーも食べたいけど、自分の料理をもっと
食べさせてあげたかった。カレー以外は親父に匹敵するくらい
料理上手くなったんだよ、私。