8 :
もぐもぐ名無しさん:
実際のところ、焼肉はもともと朝鮮にあった肉の調理法が日本で工夫され洗練されたものなのです。
在日僑胞が作り出したものですので、朝鮮式料理という認識に間違いはありません。
しかし、日本で人気の焼肉は朝鮮風日本料理と呼ぶべきものなのです。
「本場」韓国のプルコギに目を向けるとかなり違うことがわかります。
プルコギはジンギスカン鍋を平たくしたような台の上で甘く味つけした肉を焼いて食べ、
流れ落ちてたまった肉汁をうけて野菜などを煮込み食べるというもので、
どちらかというと「すき焼き」に近いものです。
焼肉が朝鮮風日本料理と言うべきなのは、その成り立ちにあります。
戦中〜戦後にかけて食用肉が不足した時、肉食にかけては長い伝統をもつ朝鮮人(当時の在日僑胞)は
日本人が食べないいろいろな部位を調理して食べる知恵を持っていました。
さらには、それを商売にする人もいました。いわゆる「ホルモン焼き」のたぐいです。
戦後の統制経済下で朝鮮式の味つけをした内臓肉などが「焼肉」としてまず普及しました。
それが商売として洗練され、内臓肉だけではなく
日本人が「肉」と捉えるような部位を用いた焼肉のノウハウも蓄積され、
さらには無煙ロースターの開発などをへて「臭い、辛い、不味い(こともある)」朝鮮料理ではなく、
日本人好みの朝鮮風料理へと育ったのです。
(焼肉に使う肉の部位名には朝鮮語由来のものが多いことが歴史を物語っています。)