農水産物流通公社が26日に明らかにしたところによると、
11月のキムチ輸出量は1738トンで前年同月より46.5%減少した。
輸出額は463万7000ドルで前年同月より51.5%の減少となった。
先月のキムチ輸出額は1999年6月以来で最低となった。
年初から11月までの輸出累計額は8735万8000ドルで前年同期より5.5%減となり、
10月まで増加傾向を維持してきた輸出量も3万220トンで3.8%の減少となった。
これは、10月末を前後して中国産に次いで国産キムチからも寄生虫の卵が検出されたという
食品医薬品安全庁の発表による影響とみられる。
昨年は国産キムチ輸出の94.3%を占めた日本で韓国産キムチの需要が急減した。
問題は日本へのキムチの輸出が回復する兆しをみせていないということだ。
流通公社関係者は「日本は食品安全に対する問題が発生すると、
韓国に比べその影響が長く続く」と話す。流通公社は打開策として、26日から27日にかけて、
読売新聞や朝日新聞などにキムチの優秀性を広報する広告を掲載し、
日本の消費者にイメージダウンした国産キムチをアピールすることにしている。
また、来年にはテレビでコマーシャルを放映することも検討している。
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=022005122305200&FirstCd=02