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213もぐもぐ名無しさん
<韓国漁船>漁業法違反認め、船長身柄は韓国に 日韓合意
 長崎県対馬沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で韓国漁船が対馬海上保安部の検査を拒否して逃走した事件で、
海上保安庁と韓国海洋警察庁は2日、漁船側が漁業法違反(立ち入り検査忌避)容疑を認めることを条件に、
漁船と船長の身柄を日本側に引き渡さないことで合意した。日本側の船艇は同日午後6時過ぎに現場海域から撤収を始めた。
両国の船艇が韓国のEEZ海域でにらみあう異常な事態は発生から約40時間を経て解消された。
 第7管区海上保安本部(北九州市)によると、対馬海上保安部の海上保安官を乗せたまま逃走した
韓国のアナゴ漁船「シンプン」(77トン)の鄭旭現(チョンウクヒョン)船長の事情聴取は韓国海洋警察庁の係官が主に行った。
7管による聴取は鄭船長が同法違反に該当する事実があったことを認める書面を提出する際に実現したという。
鄭船長は担保金50万円の保証書を提出した。 担保金はEEZ漁業法で定められた制度で、
支払えば身柄拘束などを免れることができる。 対馬海上保安本部は今後、鄭船長を長崎地検厳原支部に書類送検する。
 船長が略式起訴され、これに出頭しない場合、担保金は没収される。
海保側は当初、鄭船長の身柄の引き渡しを主張したが、方針を撤回した。「政府、本庁の判断によるもの」(7管)としている。
 一方、韓国の海洋警察庁は「漁船は侵犯したが冷凍機の故障で操業できる状態ではなかった」との調査結果を発表。
「日本の海上保安官が漁船乗組員に暴行したことへの謝罪と漁船の損害賠償2000万ウオン
(約213万円)の要求が合意文に盛り込まれた」と明らかにした。
 事件は5月31日午後11時半ごろ、長崎県対馬市の三ツ島灯台の北東約50キロの対馬海峡(日本のEEZ)を
航行していた同号を巡視艇「たつぐも」が見つけ停船命令を出した。海上保安官2人が立ち入り検査のために乗船したが、
同号は2人を乗せたまま逃走。1日午前1時50分過ぎに同灯台から北北東約60キロの公海上(韓国のEEZ)で、
漁船は停船したが、その後同号をはさんで日韓両国の船艇がにらみあう事態が続いた。
【中園敦二、ソウル堀山明子】 (毎日新聞) - 6月3日1時11分更新