食の安全安心について語るスレッド

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233もぐもぐ名無しさん
BSE国内対策見直し 本格論議持ち越し/プリオン専門調査会
[2005年01月22日付]

 牛海綿状脳症(BSE)国内対策の見直しで、食品安全委員会
プリオン専門調査会は21日、全頭検査から20カ月齢以下の牛を外す厚生
労働・農水省の諮問案に対する答申に向けて議論した。検査緩和を容認した
答申のたたき台を修正した案が出たが、慎重な審議を求める委員が多く、
内容の本格的な議論は次回会合に持ち越した。いつ結論を出すのか依然不透明だ。
 
 議論した案は、昨年12月に吉川泰弘座長(東京大学大学院教授)が
示した答申のたたき台を全面的に加筆・修正した。焦点の全頭検査では、20
カ月齢以下の牛が持つBSEの危険度を「極めてわずか」とした文章を削除した。
複数の委員が、科学的根拠の不足や結論の導き方の不備を指摘したためだ。
 
 また、全国50カ所で開かれた意見交換会の結果を踏まえ、修正案に全頭
検査の継続の是非で意見が分かれていることも盛り込んだ。
 
 しかし、同日の会合は、これまでの論点を分かりやすく整理すること
に議論が集中し、修正案の内容にほとんど踏み込めなかった。20カ月齢以下
の牛の危険度評価についても結論のめどは立っていない。次回は早くても2月
上旬とみられる。
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/flash/index.html?1