葦
2 :
もぐもぐ名無しさん:03/08/24 16:55
湯気の立ち上がる炊きたてホカホカご飯の上に、さっき庭で掘り出したシマミミズと
青黒く光る山ミミズを乗せる。熱さのためか飯の上で黄色い粘液を出しながらのたうち
回っている。思わず涎が垂れそうになり、慌てて湧き上がってくる食欲を抑える。
その10匹程の元気な食材の上に、台所のゴミ箱の底に溜まっていた「汁」をかける。
やっぱりこのエキスが無いと味が引き立たない。腐った野菜や残飯が程よく発酵して、
さらに台所の湿気で緑っぽいドロッとしたエキスが出来上がるのだ。
さて、汁をかけるとミミズ達は飯の熱もあってかぐったりしてくる。3分ほど待つと、
再びミミズはネチャネチャと音を立てながら嬉しそうに動き回る。何故こうなるかは
よく分からないが、とにかくこの時食うのが一番旨いのだ。・・・涎が溢れそうだ。
箸を持ち、一気に掻き込む!
旨い!!ミミズが口の中で踊り、噛むと「ぐぢゅ」と粘液か何かを出して潰れる。
その粘液があつあつのご飯に絡み合うとことのほか旨い。ゴミ箱の汁がまたいい味を
出している。甘いような、かすかな辛さがあるような、えも言われぬ味がするのだ。
じゅるじゅるっと3分の2程味わうと、次は茶碗に淹れたての煎茶を回す様にかける。
残り3匹くらいになったミミズは、約85℃の茶であっという間に白く固まる。
そしてまた一気に掻き込む!ズルズルズルズルッっと口の中に流し込むと、ミミズの
ダシが程よく出て、昇天しそうなほどの旨味が口いっぱいに広がる。スープが口中の
粘液を洗い流してくれ、気分爽快だ。茹で上がったミミズを噛みしめると、また違った
歯触りが楽しめる。うどんのようにツルッと頂いてもこれまた旨い旨い!
あぁ、、書き出すときりがない。「うまい」を形にするとこうなるのだろうか。。。。。。
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(・∀・) <
>>1 はうまく逃げ出したものですね。
⊂ ⊂),,,,, \__
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∧ ∧ / /|
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|| ̄/ | ̄ ̄||/ < 実に巧妙な手口です。奴は非常にずる賢い。
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ノ
トッピロキー!キロキロー!