チェルノブイリの放射能汚染は続く...

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8ドブロクスキー
農水省抜粋:
2001年1〜9月期における穀物総輸入量の内訳を見ると、半分以上の89万3,700ト
ンがCIS諸国から輸入されており、特にカザフスタンは依然としてロシアに対す
る最大の穀物輸出国となっている。

1999年のロシアの小麦輸出は、1998年に比べて半分以下に減少している。これ
は主に、食糧援助の対象に含まれる品目の輸出を禁じたことによるものと思わ
れる。食用小麦はCIS(独立国家共同体)諸国に出荷される場合が多いのに対
し、飼料用小麦はCIS以外の国が主な輸出先となっている。

1999年には小麦輸出量が激減したが、それでもロシアは海外に多数の輸出先を
確保しており、これらの国々に食用小麦と飼料用小麦の両方を輸出している。
食用小麦は主にCIS諸国に出荷されたのに対し、飼料用小麦はCIS以外の国々に
輸出された。食用小麦の輸出先は26カ国に達しており、その主なものはアゼル
バイジャン(年間総輸出量の63%)を筆頭に、トルコ(15%)、グルジア(4
%)、レバノン(3%)、イスラエル(3%)などである。

ロシアは1999年に飼料用小麦を9ヵ国に輸出した。その内訳は、イスラエルが総
出荷量の38%、韓国が27%、ウクライナが20%で、この3カ国で総輸出量の85%
を占めている。

02-16世界の小麦の生産事情(2002年2月発表)抜粋:
EUの小麦輸出は、出荷と輸出ライセンスの遅れで、0.5百万トン減る予想である
が、ウクライナの、とくにEU向けの輸出が増える予想である。


これだけでは直接、本邦にロシア、ウクライナから小麦や飼料が輸入されてい
るかどうかはわからないが、問題は上のロシアの「飼料用小麦はCIS以外の国が
主な輸出先となっている」とウクライナの「ウクライナの、とくにEU向けの輸
出が増える予想」の行である。つまり推測するに、形を変え、製品になって本
邦に輸入され続けていると考えられる。ヨーロッパ産のパスタは今以ってあや
しいとみるべきだろう。

飼料は何の家畜が摂取するのか不明だが、ロシアが隣の韓国にまで供給してい
たとは知り得ぬ事実であった。本邦は韓国からいろいろ食料品輸入しているの
は周知の事実。はたしてどうなのか・・・。

国の国内輸入食糧品に対する恒久的放射線検査を望む。