チェルノブイリの放射能汚染は続く...

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1ドブロクスキー
1986年4月旧ソ連チェルノブイリ原発で原子力発電開発史上最悪の事故が発生
したのはまだご記憶にあるだろう。広範囲に飛散した放射線物質により小麦、
牧草など土壌が汚染され、それらを原料や飼料とする乳製品やパン、パスタな
どが汚染された。イタリア産のトマトホール缶詰やデュラムセモリナのパスタ
など、当時放射能汚染され本邦でも問題となったわけだが、のど元過ぎれば熱
さ忘れるで、そう易々と放射能の威力が5年10年で消えるものではないと思われ、
未だ余談を許さないものと推測される。

果たして、最近の検査体制はいかがなものか・・・ 不安だ・・・ 諸君はどう思う?
2自己レス:02/06/24 13:33
×余談 → ○予断
3ドブロクスキー:02/06/24 14:37
セシウム137の半減期が30年と言われ、2002年現在、未だセシウム137の放射能
は半分にもなっていないということだ。旧ソ連中部地帯の黒海沿岸、ウクライ
ナ、ベラルーシ、カザフスタンなど、今でも小麦の生産と輸出をしており、当
時のセシウム137汚染マップからはこの地帯の汚染も確認されている。見て見
ぬふりで輸出し続けているのだろうか・・・。

ノルウェー、スウェーデン、ポーランド、ドイツ連邦、旧チェコスロバキアな
ど、例外なく汚染され、表土を削って処理した等の対策は見聞されず、未だ放
置状態であると思われる。微量と言えど、食物を通して摂取し体内に蓄積され
留まり続ければ、長期的スタンスでの被曝は自明の理。まだプルトニウムでな
くてよかったかもしれないが、細胞が受ける放射線量に上限下限はないといわ
れ、出来るだけ受けない方がよいとされる考え方が定説である。日本政府は中
国野菜の農薬禍だけ考えていればよいと思っているのだろうか・・・。
4もぐもぐ名無しさん:02/06/24 14:58



                    完
5ドブロクスキー:02/06/24 16:08
最低の汚染地域は平方kmあたり0.1キュリーの地図であったが、1キュリーと言
う単位は370億ベクレルに相当すると言われる。ベクレルと言う単位は1秒間に
1個の原子が崩壊を起こす線量だそうだ。つまり、1キュリーは1秒間に370億個
の原子崩壊を起こす線量となる。汚染地区1000mX1000mのエリアに1分間いれ
ば、エリア全体で60X370億個=2兆2200億個の原子崩壊。1日いると、3196兆80
00億個の原子崩壊。まぁ、自分のいる足場の広さだけなら1平方mと平方kmの
100万分の1の広さだから、平方km当たり0.1キュリー地区の1日原子崩壊個数は
3億1968万個となるが、ヒト細胞構成原子の総数に対して量的に多いのか少な
いのかもうなにがなんだかわからない。しかし、質的にはどうか?もし運悪く、
壊れた原子がDNAを構成する原子であったら...増殖を抑制するタンパク質を構
成する原子であったら...

で、君は退去の勧告はされない0.1キュリーの地区に1年いる気になれるかね?
6もぐもぐ名無しさん:02/06/25 12:45
生協なんかパスタの輸入をイタリアのCOOPと共同してやってるから
検査してるんじゃないかと、甘い考えでいるきょうこのごろ。。

怖いので、カナダとか米国のデュラム使ってるの買ってます。

ホールトマトは山ほど食べちゃったよな。。。
7もぐもぐ名無しさん:02/06/25 13:04
なかなか鋭い指摘だけど
喉元すぎれば何とやら、というやつだ。
それに目に見えないから現実感がなく大多数の興味を惹きにくい。

ウクライナといえば大穀倉地帯だから
あそこで農業やらんわけにはいかんだろうなあ。
まったく恐ろしい。
東欧の小麦に関するデータない?
8ドブロクスキー:02/06/25 17:13
農水省抜粋:
2001年1〜9月期における穀物総輸入量の内訳を見ると、半分以上の89万3,700ト
ンがCIS諸国から輸入されており、特にカザフスタンは依然としてロシアに対す
る最大の穀物輸出国となっている。

1999年のロシアの小麦輸出は、1998年に比べて半分以下に減少している。これ
は主に、食糧援助の対象に含まれる品目の輸出を禁じたことによるものと思わ
れる。食用小麦はCIS(独立国家共同体)諸国に出荷される場合が多いのに対
し、飼料用小麦はCIS以外の国が主な輸出先となっている。

1999年には小麦輸出量が激減したが、それでもロシアは海外に多数の輸出先を
確保しており、これらの国々に食用小麦と飼料用小麦の両方を輸出している。
食用小麦は主にCIS諸国に出荷されたのに対し、飼料用小麦はCIS以外の国々に
輸出された。食用小麦の輸出先は26カ国に達しており、その主なものはアゼル
バイジャン(年間総輸出量の63%)を筆頭に、トルコ(15%)、グルジア(4
%)、レバノン(3%)、イスラエル(3%)などである。

ロシアは1999年に飼料用小麦を9ヵ国に輸出した。その内訳は、イスラエルが総
出荷量の38%、韓国が27%、ウクライナが20%で、この3カ国で総輸出量の85%
を占めている。

02-16世界の小麦の生産事情(2002年2月発表)抜粋:
EUの小麦輸出は、出荷と輸出ライセンスの遅れで、0.5百万トン減る予想である
が、ウクライナの、とくにEU向けの輸出が増える予想である。


これだけでは直接、本邦にロシア、ウクライナから小麦や飼料が輸入されてい
るかどうかはわからないが、問題は上のロシアの「飼料用小麦はCIS以外の国が
主な輸出先となっている」とウクライナの「ウクライナの、とくにEU向けの輸
出が増える予想」の行である。つまり推測するに、形を変え、製品になって本
邦に輸入され続けていると考えられる。ヨーロッパ産のパスタは今以ってあや
しいとみるべきだろう。

飼料は何の家畜が摂取するのか不明だが、ロシアが隣の韓国にまで供給してい
たとは知り得ぬ事実であった。本邦は韓国からいろいろ食料品輸入しているの
は周知の事実。はたしてどうなのか・・・。

国の国内輸入食糧品に対する恒久的放射線検査を望む。
9もぐもぐ名無しさん:02/06/26 02:55

これも危険

・原発の温水で育てている養殖魚
・東海村の事故があったところ
10もぐもぐ名無しさん:02/06/26 07:45
永久か
11もぐもぐ名無しさん:02/06/26 08:55
コワあげ。

第三国を経由して、ってありがちすぎる。
もう勘弁してほしいよ。。

12もぐもぐ名無しさん :02/06/26 16:13
もう勘弁してほしいよ。。



13もぐもぐ名無しさん:02/06/27 15:44
生協ってときどきパスタとか検査してるみたいよ。
かながわ生協の月一遍でる小雑誌に出てるときある。
ND って書いてある
14ドブロクスキー
生協発、放射能検査ボーダーライン
●放射能汚染食品測定室で検査検出限界1ベクレル
セシウム137
セシウム134
ヨウ素131
●日本冷凍食品検査協会で検査検出限界1ベクレル
マンガン54
コバルト60


他に、

「国の基準では、輸入食品に含まれる放射能の限度は1Kgあたり370ベクレルと
なっています。エフコープでは、輸入食品に限らず、全ての食品を対象にして、
食べる量や頻度、その食品を多くとる年代などを考慮して、より厳しい基準を
設置しています」

とのこと。

単位がベクレルであったのがまだ救われるが、生協はいいとして、○紅、3位
といった利潤追従至上を旨とする一般大手商社はどうだろうか?例の日レイ、
鯵の素への卸しでは中国野菜輸入元は皆、そこいらだったと思うが・・・。