やっぱ“毒”マーガリン、ドイツで製造禁止2

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345もぐもぐ名無しさん
 テクニック315:クローン病がなぜ若者に急増したのか

 日本で患者が急増したのは1965年だが、それ以前はクローン病患者は
見あたらない。なぜか?
 日本の食生活は1965年を境に欧米化していった。欧米化ということは、
脂肪の多い食品の増加と魚介類・野菜・海藻類の摂取の減少を意味する。
これはクローン病患者が発症前にどんな食事をしていたか調査することに
よって分かった。
 では、クローン病を引き起こすのは何か?N−6系多価不飽和脂肪酸と
トランス脂肪である。
 N−6系多価不飽和脂肪酸の代表的なものはリノール酸であるが、サラダ
油や紅花油などに豊富に含まれており、体内でアラキドン酸という炎症を
起こす強力な仲介物質を作り出す。
 トランス脂肪は分子配列の異なった脂肪のことで、マーガリンやショート
ニングに豊富に含まれている。マーガリンやショートニングは常温で液体
になっている植物性脂肪や魚の脂肪に高温高圧の設備を用いて水素を添加
するが、その途中で分子配列が異なった脂肪ができる。これがトランス脂肪
である。
 トランス脂肪の大きな弊害は、脂肪酸が持つ身体に有益な機能(エネルギー
になる・体の中と外の状況に素早く反応して調整するホルモンを作る・
脂溶性ビタミンの吸収を助けるなど)を持っていないことである。事実、
ドイツでクローン病が急増したのも人工バター(マーガリン)によるもの
とされ、発売禁止になった。
 現在の日本では、これらの物質を摂る傾向は年少者になればなるほど急増
している。特にファストフード店が若者のたまり場になっていることが多く、
N−6系多価不飽和脂肪酸やトランス脂肪を摂る機会も量も年々増える一方
である。
 事実、クローン病患者のほとんどがファストフードを好んで摂っていた
一方で、魚介類や野菜、海藻類をほとんど摂っていなかった。

http://www5c.biglobe.ne.jp/~yuugi/deta/tec/tecf07.htm