【マイクロ】FS2002初心者&リペインターその5【初心者】

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おかげ様でヘリの操縦にもだいぶ慣れて、デフォルトの
Bell206もそれなりに飛ばせるようになりました。

とりあえず自分が気づいた操縦のコツを挙げてみると
次のような感じですね。

1、VCを使う。
今までFS2000からの惰性で2Dのパネルを良く使ってましたが、
2Dのパネルの使用は細かい計器の確認や、航法無線機器の
設定ぐらいにとどめた方がいいですね。
何せ視界のほとんどがパネルで埋まっちゃて、全然姿勢が
把握できませんから。(w
0キーで一時的に表示させた状態で、計器のクロスチェックや
設定をすれば、機体の姿勢を見失わずに安定した飛行が
できたように感じました。
VCは視界を0.5倍くらいに設定すれば主な計器が全て視界に入り、
外の景色も広く見渡せて姿勢を把握しやすいので一番飛びやすかったですね。

2、計器を見過ぎない。
今までエアラインの機体ばかり飛ばしていたせいか、
姿勢の把握を水平儀と定針儀に頼りすぎていたようでした。
VCを使うことで視界が開けたので、ピッチとバンクは水平線と
平行なキャノピーフレームとの関係、ヨーイングは適当な地上の
目標物と水平線と垂直なキャノピーフレームとの関係で把握
するようにすれば、姿勢が安定して以前のようにドツボにハマって
操縦不能になるようなことは無くなったように感じました。
524484:02/11/17 03:59

3、離陸、着陸時のヨーイングの修正は素早く、細かく行う。
今まで一番の鬼門だったのが離陸ですが、上のレスに
あったように、ヨーイングし始めたらラダーを細かく使って
修正していけばだいぶ安定するようになりました。
このときにラダーを押しっぱなしにしたり、使い方が
荒かったりすると、あっという間に安定が崩れて機首の
ブレが大きくなり、尻尾を折ってしまうハメになるので要注意です。

4、着陸するときは機首を気流に正対させる。
まあ、基本中の基本ですが、ヘリコプターの場合は固定翼機と
違って着陸の速度が極端に低く、特に着陸直前のホバリング時
にはその影響を大きく受け、しかも横向きに流されている状態で
着陸するとかなりの確立で横倒しになってしまうので、進入中に
気流に流されていると感じたら、可能な限り機首を気流の方向に
向けるようにすればかなり安定して着陸できたように感じました。
525484:02/11/17 03:59
おまけ。オヘア空港で737と記念撮影。
http://users72.psychedance.com/img4/img20021117023842.jpg

実は上の画像を撮った後にサンフランシスコ国際空港へ移動して
遊覧飛行しようとしたのですが、そこで実にエキサイティングな
体験をしてしまいました。
離陸した時点で視程が3マイルとかなり悪い状態で、市街地へ
向かって北上していくうちにどんどん視程が悪くなって雨も降り始め、
ゴールデンゲートブリッジに差し掛かった時点で視程が何とほとんどゼロに!
結局シスコ名物の霧の中に迷い込んでしまったようで、何度か地上の
木や家にぶつけそうになりながらも、水平儀と定針儀で何とか姿勢を
維持して霧から逃げ出して、まだ比較的視程のあったオークランド方面に
向かい、国際空港の手前にあった廃空港に雨の中着陸して何とか事なきを
得ました。
しかしホントに視程の無い状態でヘリコプターなど飛ばすものではないですね。
固定翼機なら視界が無くても安定して姿勢を維持することが出来ますが、
回転翼機では計器だけでは姿勢を維持するのに不十分ですから。
昔、悪天候で陸自のヘリが運動場に大挙して緊急着陸してきた事件があったと
思いますが、そのときのパイロットの気分がちょっと味わえた感じでした。
視界が全く無い状態で飛んだときのヒヤヒヤ感は固定翼機では味わえない
ものだったと思います。