手直しした
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1227057298935/files/commitment2008.pdf 平和への誓い
平成23年(2011年)3月11日。
突然の地震と津波による原発事故で、数え切れない多くの尊い命が失われました。
あの日から、放射能を浴び続けた子どもたちは、60年たった今も帰りません。
「いってきます。」と出かけ、「ただいま。」と帰ってくる。「いただきます」、「おいしいね」
原発は、こんな当たり前の毎日を一瞬で奪いました。
放射能は、やっと生き残った人たちも苦しめます。
放射線の影響で突然病に倒れる人。
あの日のことを「思い出したくない」と心を閉ざす人。
大切な家族や友人を亡くし、「わしは、生きとってもええんじゃろうか?」と苦しむ人。
農地、家畜、海が汚染され、職を失った農家や漁に従事していた人。
自宅が原発に近いので土地を捨てて引っ越すことになった人。
でも、生き抜いてくれた人たちがいてくれたからこそ、私たちまで命が続いています。
平和な街を築き上げてくれたからこそ、私たちの命があるのです。
今、私たちは、生き抜いてくれた人たちに「ありがとう」と心の底から言いたいです。