21 :
名無し三平:
江戸前アナゴ漁師
http://www.manabook.jp/hama07kosugi.htm 小杉さんのアナゴ筒の漁法には、他の船とは違うしかけがいくつもある。
塩ビの灰色筒は変わらないが、ウケの部分に工夫がある。
「いつだったか四国の四万十川にいってウナギ漁師と
話をする機会があったんだが、ウナギは赤い色が好きだというんだ。
ははーんとぴんときて、帰ってからさっそく筒のウケを
赤い色のゴム製にしたんだ。」
ウナギが赤が好きなら、アナゴだってきっと赤が好きのはずだ。
小杉さんのカンに狂いはなかった。
「これまでとはゼンゼン違うんだ。たんとはいったんだ。」
5年前のことだったという。
22 :
名無し三平:2009/06/21(日) 18:44:59 0
アナゴ筒/anago-do
http://www.manabook.jp/hama07-anagodo.htm 小杉さんの右手に持つのが塩ビ筒の本体。左手にもつのがモドラズ口。
小さく開いた穴は、引き上げるときの水ヌキなどの役割を持つらしい。
塩ビの中に生魚の餌を入れておき、モドラズ口から入ったアナゴが、
中に閉じ込められるという仕掛けだ。
本文中の、アナゴが赤を好むという経験則を、モドラズ口に応用し、
写真右の右上に並べてあるように、赤のモドラズ口や、青、黒など
季節状況に応じて小杉さんは使い分けているということだ。
23 :
名無し三平:2009/06/21(日) 18:45:41 0