【絨参代目】釣り板奉行所【一撃必殺】

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お勤めご苦労である。
世は心の臓の調子が良くないので、検索ではなく検査を受けに行っておったのだが、
奉行所では志願士を募集はしてはおらぬゆえ、誤解のないようにな。

ときに長七郎の件であるが、年休中でも処分を執行する。
これも親心というものじゃ。

して、釣具代官。
奉行は謹慎とはいえ、ここには来るようにと明記したゆえ、短七郎は時間まで留守番である。
たいへんではあるが、外廻りは釣趣代官ならびに坊主与力たちと協力して頼むぞ。

それと新入りの、かわらばんとやらは、いま一度再教育が必要とみた。
して、教育係は釣具代官に任せるので、よろしく頼むぞ。
期間は本日より１週間。
それまでは、見習いではなく実習中をコテ右側に明記するように指導するのじゃ。
本採用の決定は短七郎に任せるからのお。

少し胸が痛むので、世は城に戻るゆえ、あとは頼んだぞ！