【川】トラウトミノー何使ってます?Part12【湖】

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7名無し三平
去年まではバサーだったけど今年からトラウトにチャレンジした俺様の感想だと、
トラウトの釣りって比較的イージーだよね。

そんな釣れない君たちに、俺様のタクティクスを紹介するぜ!
スーパークリアウォーターのビッグトラウトは警戒心が強く、Uイフェクツなどのノーマルなタクティクスでは、
ナーバスなターゲットは途中でBye byeターンしてしまう。
ここはマイシークレットのフラットシンキングミノーを使って、プレッシャーを与えにくいアップストリームからのアプローチで
ジャーキングとリッピングをミックスしてサーフェスでアピールするストロングなタクティクスで狙うことにした。

ポイントまで慎重なストーキングを心がける。
ボロンロッドのエラスティシティを生かしてライナーキャスト。ピンポイントかつサイレントにプレゼンテーション。
ポイント手前のエッジまでドリフトさせると、フィーディングレーンに沿ってイレギュラーなハイピッチジャークをかける。
C.B.W.(Center Balance Weight)システムのおかげで、ハイレスポンスなアトラクティブダンシングを繰り返していく。
単にオモリをミノーの真ん中に付けただけじゃないか、とか野暮なことは言わないでくれ。
途中、ハードマテリアルにコンタクトしたようなインパクトが伝わる。
かすかに岩のようなシルエットが見える。インビジブル・ストラクチャーのようだ。
ここだ。思い切りリッピング!
サーフェスをハイスピードでスラッシュしたミノーから、突如として大きなテンションが伝わった。

サドンストライク!!
ファーストダッシュに耐え、ジャンプをいなすと今度はローリングだ。
ラインがトラウトのボディに巻きつく。ここでラインブレイクされてたまるか。ショックリーダーを付けてきて正解だった。
ハードなファイトの末、ようやくネットインすることができた。「Yes!!」

9センチ、0.1ポンドのヤマメトラウト。
ロングファイトにこいつも疲れているだろう。
このグッドファイターをリスペクトし、デッドさせないようにリリースする。「Thank you!!」
フィールドとシチュエーションを読んだ綿密なタクティクスの勝利だ。俺はしばし勝利の美酒に酔いしれた。