【足利工大】 花火大学院 【煙火学専修】

「花火大学院」新設　足利工業大が全国で初めて

　足利工業大は、日本の伝統技術の花火を学問として学ぶ「花火大学院」を二〇〇六年四月に設置する。花火の専門教育を行う
のは全国初。花火製造会社などの第一線から講師を迎え、徒弟制度で受け継がれている技術や知識を体系化。製造や安全管理から
経営論までを教育する。学生らの自作花火コンクールや一般向けの公開講座も開く予定だ。

　花火大学院は、花火に関連する学問を「煙火学」と位置付け、同大大学院修士課程の煙火学専修として設置。初年度は二十人
程度を募集。学問としての発展、花火従業者への科学的煙火学の教育や訓練、後継者育成に力を入れる。修了者には工学修士を
与える。

　この試みは、火薬研究の権威で隅田川花火コンクール審査副委員長を務める吉田忠雄学長や、大手火薬関連企業、独立行政法人
産業技術総合研究所など産学官が連携して発案。花火の専門職を育成する教育機関がないことや、製造、使用中の事故で死者が
出ているなどの保安課題を解消する。

　カリキュラムは、花火の爆発、音響、色彩などのほか、経営論や観光論といった講義を検討中。花火師に必要な資格取得に
向けた教育も行う。実験のため同研究所爆発安全センター、足利市内の花火工場なども使用する。講師には企業や中国の
専門家らを迎える。
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/050103/news_8.html
下野新聞　http://www.shimotsuke.co.jp/

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>この試みは、火薬研究の権威で隅田川花火コンクール審査副委員長を務める吉田忠
>雄学長や、大手火薬関連企業、独立行政法人
>産業技術総合研究所など産学官が連携して発案。花火の専門職を育成する教育機関
>がないことや、製造、使用中の事故で死者が
>出ているなどの保安課題を解消する。

＝花火の事故が絶えないのは、まともな教育機関が無いからである

気になる単語

花火の専門教育　徒弟制度　煙火学　独立行政法人産業技術総合研究所産学官
花火の専門職を育成する教育機関がない
観光論　足利市内の花火工場　中国の専門家