遥か何世紀も彼方のある日の事。傭兵としてテロリスト集団“アバランチ”の壱番魔晄炉爆破作戦に加わったクラウドは単独で8番街ステーションに向かう途上、美しい花売り娘を見た。
「ねえ。何があったの?」
娘の翡翠色の瞳とクラウドの蒼い魔晄の瞳が見つめあい、視線が絡み付く。
初めて逢った瞬間、昔から知ってたようなとても愛しいような錯覚にクラウドは陥った……
Fin.
慈悲深き風紀委員王、シャシャリデールよ。如何でございましょうか?
このお話はこれでお終いでございますが、もし私になお命があって、
王様が私を生かして下さるならば、この次皆様にお話するものに比べたら、
このお話は、ものの数に入らない話でございます。