FF・DQ千一夜物語

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171『新人女特殊工作員』
ttp://www16.freeweb.ne.jp/play/mustela/itachi/gallery/ff/garou-1/02.htm

社長室のデスクでルーファウスは退屈そうに頬杖をついていた。やがて、苛立ったように軽く指でトントンデスクを叩いた。
「へたくそ。」
デスクの下で、泣きそうな顔でルーファウスを口で慰めてたイリーナが、上目遣いに見た。
「…これなら一般職のOLの方がよっぽど巧い奴は幾らでもいる。とても特殊工作員とは思えん。」「ふ、ふみまひぇん。」
ルーファウスに髪をつかまれたイリーナは分身から口を離すことも出来ず、真っ赤になって頬張ったまま返事をした。
「失礼します。」ツォンの声を聞いたイリーナは慌ててルーファウスを吐出そうとしたが、後頭部を押さえ付けられ、喉元まで押し込められてしまい激しく咳き込んだ。
イリーナに分身をくわえこませてる処を、わざわざツォンの眼に晒してから、ルーファウスはやっとイリーナを放してやった。
「…う〜っ…ヒュー…げほげほ」
イリーナは苦しげに息を吐出し、涙と唾液を流しながら、蹲った。
「…ダメだな。こんなんじゃ女工作員としていざと言う時役に立たん。」
「勘弁してやって下さい、社長。彼女はその方面の訓練は受けてないので。」
ツォンが顔色を変えず、口を添える。
「おまえも職務怠慢だぞ。直属の上司なら新人の教育くらい、ちゃんとやれ。…イリーナ、おまえはもう下がれ。」
「は、はい。すみませんでした、社長。ツォンさんもすみませんでした。」
イリーナは頭を下げ、ツォンと眼を合わせないよう、逃げ去るように部屋を出た。
172『新人女特殊工作員』:2001/06/12(火) 19:25

「社長も人が悪い。彼女の男慣れしてない処がお気に召して自ら人事部へタークスへの配属をゴリ押しなさったんでしょうに。」
「…彼奴は処女か?」「身体検査の結果、そのようですが。」
「…面倒だな。処女は好かん。…ツォン、1週間以内に彼奴を女にしとけ。」「私がですか?」「訓練の様子はちゃんとビデオに収めとけよ。」
ルーファウスの悪巧みをしている少年のようなニヤニヤ笑いを見て、ツォンはやれやれ、と言った感じで首を振って溜息をついた。

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173『新人女特殊工作員』:2001/06/12(火) 19:26
べそをかいてたイリーナの眼の前にアイスキャンデーが差し出された。
「泣いてないで、これでも舐めてろ。」「…あ、ありがとうございます。」
イリーナは上目遣いにツォンを見た。(嬉しいけど、子供扱いされてるような…)
イリーナの気持ちを見透かしたように、ツォンが言った。
「勘違いするな。訓練の一環だ。ぐずぐずしてると溶けるぞ。…ヴァージン娘にいきなり本物をしゃぶらせるとは社長も酔狂がすぎる。」
イリーナが赤面して、キャンデーをぺロッと舐める。
「…もっと根元の方から一気に舐め上げないと、手に垂れてくるぞ。…口全体で包み込むように…舌はもっと小刻みに…丁寧に素早く…」
言われるままに黙々とキャンデーを舐めるイリーナの頭をツォンが軽くポンと叩いて、くしゃくしゃ撫でる。
「素直で宜しい。夕方までにマスターしろ。その後ですぐ、実地訓練に入る。」
(…実地訓練?…)イリーナがまた赤面して、ツォンに聞き返した。
「…あの、それは…ツォンさんが指導してくださるんでしょうか?」
そう言った後、イリーナはますますカーッと赤くなって俯いた。
「勿論、最終的な指導は私があたるが…何か期待でもしてるのか?」
「…あの、私は…別に、そんな訳じゃ…」
ツォンはしどろもどろになってるイリーナの頭を今度は軽くこづいた。
「こんなことで動揺してるようだと、社長の言う通り、タークスでは使い物にならんぞ。」「は、はい。すみません。」
174『新人女特殊工作員』:2001/06/12(火) 19:27
「なんだ、うまそうなもの舐めてるじゃないか。俺たちにもよこせ。」
ひとり、居残りで練習してるイリーナのデスクの上のクーラーから、レノがアイスキャンデーを2本取り出して、1本は自分でくわえ、もう1本をルードに手渡した。
「レノ先輩!あ、あのそれは…」「なんだ。社長のフェラチオの練習か。」
イリーナは言い返すことが出来ずに、また赤面して俯いた。
「…社長は…ただ自分の趣味を満喫したいだけのようにしか思えません。…こんなこと強要するなんて、セクハラです!職権乱用です!」
泣きべそをかいて悔しがるイリーナの愚痴を聞きながら、レノが冷めた口調で言い放った。「バーカ。」
ルードは黙ってキャンデーを舐めている。
「なんですってぇ?」イリーナがキッとレノを睨んだ。
「酷いじゃないですか!先輩!」
「汚れなきいい娘ちゃんでいたいんなら、タークスなぞ志願しないで、伝票整理でもしてりゃ良かったんだぞ、と。」
「だって…」「だってもヘチマもねえぞ、と。」
レノが突然、イリーナを抱き寄せ、唇を奪い、胸を鷲掴みした。
ふいをつかれたイリーナは反撃し損ない、必死でレノから離れようと身を捩った。
お互いの口の中で溶けた、チョコレートとバニラミルクの甘い味が絡み合う。
レノの舌がイリーナの喉元に口の中で溶かしたアイスキャンデーの欠片と、何かの錠剤を押し入れた。
「…甘ったれてるんじゃねえぞ、と。」
胸を揉みしだかれながら、急激な眠気がイリーナを襲った。
「オレたちの仕事は手段を選ばず、身体を張る。どんな目に合っても口は割らない、愚痴らない、そう言う仕事だぞ、と。要人を誑し込んで情報を仕入れる、セックスはオレたちには絶対不可欠な技術だぞ、と。…ところでおまえ、キスもへたくそだぞ、と。」
「…いまわらひにらにかのまへまひたね…」
「…おまえ、工作員として甘過ぎるぞ、と。」
倒れたイリーナをルードが軽々と肩に抱えて、3人は部屋を出た。

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175『新人女特殊工作員』:2001/06/12(火) 19:28
…くすぐったいような、身体の芯が熱くて、溶けてしまいそうな淫夢から目覚めると、それは現実だった。
見知らぬ部屋でイリーナは両腕両足を鎖で繋がれ、下半身を剥かれ、レノがしきりにその部分を舐めてたのである。
「…キャア!せ、先輩!なにを…!!!」
「おいっ!ルード!気がついたぞ、と!口に栓をしろ!」「……………。」
「…む、…むぐぅ…」
ルードは黙って自分の分身をひきだすと、イリーナの鼻をつまんで口をこじあけさせ、その美しい顔の上に跨がった。ものが大きいので咽喉にひっかかりそうになり、吐き気を催す。その間もレノは処女膜を破らないように気をつけながら指や舌を這わせ続けた。
「…む…んっ…んん……!!!」「アンダーヘアも見事な金髪だぞ、と。」
イリーナが大きく咳き込んでルードを払い除け、口から精液を吐戻した。
咽の奥に直接射出されたので大部分は呑み込んでしまったようだが。
「…ルードを払い除けるとは、さすがだぞ、と。それにしても早漏すぎるぞ、と。」
「…表情が可愛かった。…」「そろそろ喰っちゃいたいぞ、と。」
その時、勢い良くドアが開いた。
176『新人女特殊工作員』:2001/06/12(火) 19:30
「がっつくんじゃないわよ!まだ、お預けよ!キャハハ!!!」
スカーレットと連れ立ってツォンが入って来た。スカーレットが白衣を脱ぐと、ボンデージな皮のスタイル。手には鞭を持っている。
「なんだよ、いい処だったんだぞ、と。あんたが来たってことはSMショーの始まりか?」
イリーナが怯えた顔で後ずさりしたが、重い鎖の為、逃げられない。
「あ〜ら、怖いの?でも社長の勅令を受けたのがあたしで感謝して欲しいわね。
宝条だったら、モンスターと交尾させられて内臓までボロボロに食い荒らされかねなかったわよ!キャハハ!!」
「…ツォンさん、この女に任せて大丈夫なのかよ、と。」
「…行き過ぎて致命傷を負わせないよう、監視に来たんだ。」
スカーレットが手にしたレシーバーで何処かに命令した。
177『新人女特殊工作員』:2001/06/12(火) 19:31
「鎖を引き上げるのよ!!キャハハ!!」「あああっ!!!」
両腕の長い鎖は天井近くの滑車につながっていて、イリーナはつま先立ちになり、両足のやや短い鎖のお蔭で、脚は次第に開かれ、股座が露になった。
ツォンはイリーナの傍に歩み寄ると、顔に手をかけ、唇を味わいながら、イリーナの剥き出しになったセックスに指を這わせた。
「…心配するな。…命に関わるほどの本当に危険なことはさせん。」
ツォンはイリーナのワイシャツのボタンを素早く、丁寧に外し、純白のブラジャーのフロントホックも外した。
「…ツォ…ツォン…さん…」
ツォンの唇が次第に下の方にずれ、薔薇色の乳首の先端、形のよい臍、金髪の和毛の眩しい裂け目に生暖かい舌を這わせた。
「敵に捕まった時、快楽や拷問に耐えられなければならない。可哀想だが、我慢してくれ。」
「ああっ!…あ、あふぅ……!!!」
憧れのツォンに秘所を晒して、それを舌で愛撫されてる恥ずかしさと悦びに蜜が溢れだし、自然と喘ぎ声が漏れる。
「ちぇっ、俺の時とはやっぱり反応が違うぞ、と。」「…………。」
「…軽口を叩くな。これは諸君らの再訓練も兼ねている。あの段階で射精したり、そろそろ喰っちゃいたいぞ、とは何事だ。」
「…そろそろいいかしらね?」
スカーレットの鞭の音と嬌声、イリーナの悲鳴が響き渡った。

ttp://www.st.sakura.ne.jp/~tao/garally/Scarlet.JPG
ttp://popup2.tok2.com/home/Rufus/sukarlett2.htm
178『新人女特殊工作員』:2001/06/12(火) 19:31
鞭が内股の敏感な柔らかい部分、薔薇色の乳首の先端に当る度、イリーナは四肢を引裂きそうな勢いでもがいたが、丈夫な鎖が千切れる訳もなく、痛みと、恥辱と、快楽に美しい顔を歪ませ、そのうちもがく元気も薄れてきた。
「…なんて顔してるんだ、ゾクゾクするぞ、と。」
レノが背後から回って、秘部に指を這わせると、イリーナは諦めからか、受け入れる準備が整ったような、凄絶に色っぽい表情を浮かべた。
スカーレットは鎖を下ろすように命令すると、椅子に座りながら一部始終を冷徹に見守ってたツォンのところへ行き、フェラチオを始めた。
レノがピクリとも動かなくなったイリーナを押し倒し、侵入を開始すると、イリーナはまた反応しだし、悲鳴をあげて涙を流した。
「…痛いっ!…いや、いや、やめてーっ!!!」
レノが構わず、奥まで侵入すると、イリーナの悲鳴に興奮したスカーレットは自らツォンに跨がり、腰をグラインドし始めた。
「…ルードも来いよ。」レノは繋がったまま、イリーナを上にしてその腰を持ち上げるようにしてルードを招いた。またしても、激しい抵抗と悲鳴。イリーナはルードによって、もうひとつの処女も奪われ、大好きなツォンがスカーレットとしてる処を目撃しながら、ふたりの男に犯され続ける痴態をそのツォンに見られた。
179『新人女特殊工作員』:2001/06/12(火) 19:32
やがて、イリーナが本当にピクリとも動かなくなると、ツォンは静かに命令した。
「…諸君らは、もう下がってよし。」
レノとルードは部屋を出て、スカーレットも初めて見せるような優しげな表情で哀れな娘の鎖を解いてあげ、頬や唇や乳首にくちづけると、ツォンに大事な娘を引き渡すように部屋を出た。

ツォンはイリーナを抱き上げると、奥のベッドにそっと横たえさせた。そして、破瓜の傷口を癒すように丁寧に舐めてあげ、再びイリーナに準備が出来ると、イリーナの中にゆっくりと分身を沈め、優しく腰を揺すった。
「…ああっ!!…あああっ!!ツォン…さん!ツォンさん…」
やがてイリーナがツォンの脚に自らの脚を絡ませ、しがみつき、ツォンはイリーナの腰を抱え込むように、そのまま中に深く射出した。
…イリーナはツォンによって初めての絶頂感を齎された。
180『新人女特殊工作員』:2001/06/12(火) 19:34
ttp://www1.ocn.ne.jp/~comecome/final-fantasy/gal.ff/gar_morning.html

それから6日間、ツォンはマンツーマンでイリーナの指導にあたった。レノやルードではイリーナを短期間でエキスパートに仕立てる力量はなかったからである。
「あああ…ツォン…さん…私…ツォンさん以外の人とするの…厭です…」
イリーナが涙を滲ませながら、可愛い喘ぎ声を漏らす。
「イリーナ、これは訓練だ。…そんなことを言うなら、私はきみの担当を降りるぞ。」
そう言って、ツォンはイリーナの耳に舌を這わせながら、敏感な部分を指で刺激する。
「…ああ、…ごめんなさい…許して…これからも御教授お願いします…」
「明日、訓練の成果を社長に見せてやれ。」
その日、イリーナの嗚咽と喘ぎ声、ベッドの軋む音は明け方まで続いた。
181『新人女特殊工作員』:2001/06/12(火) 19:35
ttp://www.seaple.icc.ne.jp/~nekoya/cg11.html
ttp://www.ryuuhi-houbu.com/cg/hosimisago/Yrena's_Reason.jpg

数日後。ここ何日かと同じようにイリーナは社長室のデスクで、ルーファウスに蜜壷を舐められていた。訓練後、初めてツォンに引き渡された時のイリーナはまだ硬さを失ってない蕾のように、ルーファウスを拒む表情をしていて、ルーファウスはニヤニヤ笑いながら、そんなイリーナを弄び、いたぶって楽しんだ。しかし、今、イリーナの表情は数日前の好きでもない男に蹂躙される小娘のものではなく、自信に満ちた女工作員の顔だった。

「へたくそ。これならもっと巧い男は幾らでもいるわよ。」
熱に浮かされたようにルーファウスはイリーナの腰を抱き、蜜を舐め続けた。
「…イリーナ…オレはもう…イリーナなしでは…」
イリーナは泣き出しそうなルーファウスの頭を優しく抱いた。

Fin.