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ゴゴ/雑談よりコピー:
498 幸せなんて 無いんだ
赤子の首を 両手で 握っている
少し力を 込めるだけで
容易く 潰せてしまうのだろう
ゴゴ そんな さみしいこと いうなよ
500 カレーが たべたい
ゴゴ 流砂にながれて やってきた
ゾーンイーターを カレーにしてみました
まずくて 死 ね る
507 たべる ことで いきながらえてきた
どうくつの かたすみで
よすてびととして いきる
あなたの すがたを
このめに やきつけて
りゅうさに のまれようと おもう
ゴゴ 砂を 飲んでも 呑まれるな
511 すなに しずむ からだは
おどろくほど かろやかで
みどりいろの たいようが
ほねの ずいまで しみわたるようだった
ゴゴ なぜなら お前様は がいこつへい だったからだ
ほんとうによく 染みること
513 にくを わすれた このからだ
きしむ あばらに うくかかと
ささぐ いのりは てんにとどかず
ながれる すなに みをまかす
ゴゴ おお がいこつよ おまえがしんでしまうとは なにことじゃ
しかし お前様は 人間だったのだ
そしてそれは 戦う人だということを 意味している
じぶんの内側ばかり みているから
しにんのように 目玉がまわって
ほんとうに しんでしまったのだ
お前様は 戦う人では なかったか
517 ほねみに しみる
にんげんだもの
ゴゴ 麿も いささか いいすぎた
暑さ寒さを知る人こそが 人のねうちをしっている
おお がいこつよ つらいしうちに たえている
お前様こそ やさしいひとだ
530 へんじがない
ただの しかばねのようだ・・・
Fドラ劇場第一話
††††††††††悩める骸骨兵と残酷なトドカレーの無慈悲な愛の物語††††††††††
完