FF官能小説スレッド PART2

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381名無しさん@sageで逝く
>368-372
……13歳のあの日、ブラネとスタイナーに何かあったというわけではない。
傷の手当てを受け会話を交わしただけ。
しかし、その出来事が少年の性の対象を決定づけた。
初めて間近に感じた女性のにおいが性を目覚させ、
胸元から覗く豊かな谷間がその目に焼きつく事となった。
自慰行為で絶頂をむかえ、果てるとき…脳裏に浮かぶのは必ずあの日の女性のことだった。
今その女性が目前にいる。
ほんの少し手をのばせば、
スタイナーの大きな手で鷲づかみにしてなお余りあるほどの、豊かな胸がそこにある。
「いいのよ、さわって。」
胸への視線に気づき、ブラネはさそいかけるようにガウンをぬいだ。

「ブラネ様…」
誘われるままに手を伸ばしかける…が、寸でで腕をおさめた。自制する。
自分はアレクサンドリアの騎士。越えてはならぬ領分があるはずだ。
「……ブラネ様、あなたには夫君がいらっしゃるではありませんか。」
382名無しさん@2001:2001/01/19(金) 05:36
「……愛する夫君と姫君が。」
ブラネに自分自身に言い聞かせるように繰り返す。その言葉にブラネは一瞬言葉をつまらせる。
「ええ…あの人は国も良く納めてくれるし、かわいい娘も授けてくれた。…そうね、愛してもいる。」
「ならば、このようなことなりませぬ。今日のことはわたくし一人の胸におさめますゆえ、
 これで失礼致します。」
「……でも最近あの人は…。今日も、めかけのところに。」

「さびしいのよ」
ブラネはスタイナーの両頬に手をあてた。
への字にきつく結ばれた口元にキスをした。頑なな表情を解いていくように、優しく。
そして、緊張を溶かして侵入してきた艶かしい舌に、スタイナーはされるがままだった。
ブラネの舌は別個の生き物のようにうごき、舌を絡めとリ、上顎を刷り上げる。
そして背中に手を回し、背筋をなぞり、引き締まった臀部へと指先を伸ばしていた。

本気で抵抗すれば振り払うのもわけはないのに、なにか力が入らない。
ブラネをなぐさめるという理由…言い訳ができたのもあるが…。唇というのが、これほど温かでやわらかなものとは…。そう、気持ち良かった。もっと続けたかった。
「ん…うん…ん…」
ブラネの甘いにおいに包まれながら、スタイナーは目を閉じた。
受け取るだけではなく、戸惑いながらも、ブラネの口内に舌を伸ばした。
無骨な侵入者は、甘美なひとときを中断する…が、それも一時のこと。
徐々に互いに気持ち良くなる方法をさぐり、探してあてていく。
383名無しさん@2001:2001/01/19(金) 06:32
「…おいしいわ。もっと、キスさせて…」
ブラネのぽってりとした唇が首筋をつたい乳首を音をたてて吸い上げた。
「は…はぁっ…」
くすぐったい?いや…いいようのない奇妙な震えがうちがわから込み上げる。
スタイナーは呼吸を整えようとするが、
こう近くにいられては荒れる吐息は隠しようもない。
ふいに、ブラネがスタイナーの胸に耳をあてた。
高鳴る心臓の音を…聞かれている。そしてブラネの指先はもう片方の胸の突起を弄んでいる。
立ち上がりかけた先端を指の腹でかすめるように繊細にふれ、ときおり、きゅっとつまみあげる…
時間をかけてふれたあと、
ブラネの指先が場所をかえ腹部の中央に割れた腹筋のミゾを伝い、そしてスタイナーの象徴を探った。
「かたくなってる…」
いとおしそうに、囁く。
腰周りの鎧をはずし、ズボンに手をかけ男根を剥き出しにする。
解放され外気に触れた男根は鋭利な角度で反り返った。
「うれしいわ、あたしに感じてくれたのね。」
裏側に浮かぶ血管をなぞったあとぷにぷにした手で包んで繰り返し愛撫した。

柔らかな手のなかで、血流が集まってより堅くそそり立った。
当初はなんとしても断らなければと知恵を回していたのに、
今はスタイナーの全身の神経が高ぶり…ブラネの次の行動を待っていた。
「いい?」
ブラネはそうたずね、こくこくと頷くのを確認するとようやくスタイナーの体にまたがった。
いつの間に下着を脱いだのか、ドレスの下で局所に触れたのは熱い皮肉の感触だった。
スタイナーのはしらにぬらぬらとした感触が幾度もすべる。
ブラネは腰を浮かし、ものに手を添え…
「ああっ…」
艶やかな声とともにぐっと腰をおろした。